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RUMlogNG - QSLラベル印刷

Mac 用アマチュア無線ログソフト「RUMlogNG」を使って、QSL データをラベルシールに印刷する方法です。

実行環境

  • MacBook Air (M1, 2020) MacOS 13.4

  • RUMlogNG 5.12.5 (588)

印刷内容の設定

メニューの RUMlogNG > Settings…(ショートカット ⌘,)から Preferences ウィンドウを開き、QSL タブを選択します。

RUMlogNG > Settings… > QSL

1. Paper

ラベルシールのレイアウトを指定します。日本で手に入りやすいシールは以下の2つです。

  • Avery3652 (DIN A4, 70 x 42.3 mm, 3 x 7)(A-one 72421 と同サイズ)

  • Avery ???? (DIN A4, 70 x 38.1 mm, 3 x 7)(A-one 72321 と同サイズ)

2. Header and footer

QSO データの前後に挿入される文章を設定します。「<MYCALL>」は General タブページで指定した、My callsign に置き換わります。Ex callsign を設定している場合、運用期間が交信日時と一致するときのみ、Ex callsign に置き換わります。

RUMlogNG > Settings… > General > Operator

3. Text alignments

QSL ラベルのレイアウトを変更できます。

4. Last row of QSL (Used equipment)

QSL ラベルの最終行の内容を設定します。バンドごとに無線設備等のコメントを記入することができます。対応するバンドが設定されていない場合には、Default の内容が挿入されます。

ページ設定

メニューから Edit > Page Setup… を開いて、Paper Size で「A4(四辺フチなし)」等のフチなし印刷を指定します。

Edit > Page Setup…

この設定を忘れると、印刷した時に2ページ目にはみ出したり、右側が途切れたりしてしまいます。

ページ設定をしなかったときの QSL ラベル

印刷

Main logging ウィンドウで QSO が選択されている場合、選択された QSO はその QSL ステータスに関わらず全て印刷対象となります。一方、QSO を選択していない場合には、QSL ステータスが W (Worked) か R (Received) のログのみが印刷対象となります。

メニューの QSL > Paper QSL out for selected (or new) QSOs…(ショートカット ⌘P)から Print QSL Labels ウィンドウを開きます。

QSL > Paper QSL out for selected (new) QSOs…

Print QSL Labels ウィンドウ左側では、1ページ目の最初のラベル位置、または最後のラベル位置が指定できます。ウィンドウ右側には印刷対象の QSO データが表示されます。

Print ボタンを押すと印刷が開始されます。無事に印刷が完了したら、Printing finished! ダイアログの Yes ボタンを押してください。印刷された QSO の QSL ステータスが S (Sent) または X (Exchanged) になります。



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