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「0から始めるCWコンテスター養成講座」ーコンテスターに求められる受信能力

速すぎて分らん・・こんな速度で呼ばれたらどうしよう・・・だめだこりゃ・・コンテストに出たての時の感想・・当然、こんな受信能力じゃ、勝てるわけもなく、十分に戦えるわけもない・・もちろん最初は訓練のためのコンテスト参戦で、呼び回り専門・・・ちなみに呼び回りはこの世界ではS&Pといいサーチアンドパウンス・・つまり探して襲い掛かるという意味なのだが・・・18WPMほどの受信能力で戦っていたように覚えている…。最初はそれでいい。もちろん結果は入賞には程遠いだろうが、コンテスト参戦の回を重ねるごとに急速に受信能力は知らぬ間にアップして行っているだろう・・・心配することはない・・・2023年・・・国内コンテストでの参加者の利用速度は下は18WPMほどから・・・上は34WPMほどまで・・・この18~34WPMの間でコンテスターはそのコンテストに応じたスピードを使っている。当方は7MHzコンテスト専門だが、初心者は7MHzCWコンテスト周波数でも上の方で、ベテラン勢は決まったところはなく、いろんなところで周波数取りしている。33WPM以上を使う局は3局ほど確認している…1局はコンテスト上位優勝常連局でもう2局はあまり順位にはこだわらない、入賞もあまり見ない局だ…受信能力維持のためにやっているのだろうか…。30WPMを使う局、28WPMを使う局、24WPMを使う局、20WPMで参加する局といろいろなのだが、コンテストの世界では自分が20WPMでCQ TEST出しているから、それに合わせて20WPMでコールしてくるとは限らない・・・いきなり30WPMで打たれることもしばしばある・・時間との勝負だし、致し方ないことなのだ‥。それに、高速受信に慣れている耳を持っているベテラン勢にとって、正直、20WPMの速度は逆にイライラ・・イライラする速度なのだ‥。国内コンテスターに求められる送信速度は各自自由でいい・・・しかし受信能力は30WPM以上は身に着けておきたい・・・そうすれば、高速コンテスターに臆することなく対峙できるし、CQ TESTを出しても何の不安もない・・・コンテストはまず臆したら負けだ・・・臆したら呼び回りも、RUN(CQ TESTを自ら出すこと)・・・も十分行えない・・それは戦う以前に負けを意味するのだ・・・コンテストで自ら十分なパフォーマンスを発揮できる受信能力・・それは30WPM以上を持つことなのだ…。30WPM以上の受信能力が身につくと、高速コンテスターと対等に張り合える・・・相手が33WPMでCQ TESTを打っているなら、33WPMでコールするといい・・・速度を落とす必要はない・・・彼は33WPMを自分は理解出来るといっているのだから・・・CTESTWIN(コンテストソフト)には相手局が打っているその同じ速度でコールする機能があるのだが・・・たまに同じ速度で売っても??が何度も送られてくるケースがあるのだが・・これは笑い話として・・・とにかく高速コンテスターと対等に張り合って初めて入賞・優勝が見えてくるのだ・・・。海外コンテストだと更に高速は当たり前で、35WPMほどは常に使われている・・・・そうなると海外国内コンテスト・・・ガチンコ対決を望んでいくなら余裕の40WPMで日々訓練する必要があることになり・・・現在モールスランナー40WPM設定で訓練しているのにはこういう理由があるのだ・・・ただの思い付きでもなく、この受信能力がどうしても必要となるのだ‥‥。


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