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【シティS1予選全勝ベスト8】リーフィア強いぞ可愛いぞ!【ギラティナリーフィア】

はじめまして、『自称トナメ1没芸人』ラルダです。
note初投稿になります。

今までシティで4回トナメに上がれてるのに4回とも1没するという芸人っぷり…🫠🫠🫠
俺より1没芸人してる奴いる???

リーフィアV・VSTAR採用型のロストギラティナを使い続けて早1年、りょくかさいぼうのリーフィアVが残り3ヶ月程でレギュ落ちという運命…🥲
レギュ落ちが目前に迫ったシティリーグS1にて予選全勝ベスト8と環境に爪痕を残すことができたので、備忘録として投稿させて頂こうと思います。

参考までに今までの主な戦績と当時の使用リストを掲載します。

D〜Fレギュ 白熱のアルカナ環境
E〜Gレギュ スカーレットex/バイオレットex環境

そして今回のシティの結果がこちら↓

新弾のカード1枚も入ってない…?!

そろそろ1没芸人卒業したい…


ロストギラティナのデッキレシピや動かし方等については既に様々な方が掲載されているかと思うので、今回の僕の記事では一般的なロストギラティナと本記事のギラティナリーフィアとの差別化点など、以下内容について紹介させていただきます。

①リーフィアの役割、メリットについて

このデッキにおけるリーフィアの役割は大まかに

  1. 先2ロストインパクトの圧力

  2. ミラージュゲートの節約

  3. 高耐久中打点アタッカーとしての運用

  4. アイビースターとスターレクイエムの2択の押し付け

の4つになります。

1.先2ロストインパクトの圧力

先攻2ターン目から対面のロストギラティナにロストインパクトを撃たれた経験はありますか?
恐らく大半の人が『NO』と答えるでしょう。
少なくとも僕は1回も撃たれた事は無いです。

一般的なロストギラティナでは先攻2ターン目の主な行動としてアビスシークorおとぼけスピットの2択になるかと思います。
(場合によってはげっこうしゅりけんを撃てることもありますが)

リーフィア採用型の場合ここにロストインパクトの択まで加わり、状況次第では一気に相手の盤面を崩しにいくことができます。
本来ロストギラティナが不利と言われているルギア系統のデッキに対しても、この先2ロストインパクトの択が加わることによって五分マッチに持ち込むことができます。

はなえらび→はなえらび→ギラティナに超エネ手貼り→りょくかさいぼうでギラティナに草エネ加速なんてできた時はもう宇宙です。
相手としてもかなり嫌な盤面になるでしょう。
バトルポケモンにいきなり気絶宣告されてるんですから。

とはいえあくまで"理想"の動きであり、初手にキュワワー,ギラティナ,リーフィアが置ける展開札+超エネが最低限必要になるため、実際のところ再現性はお世辞にも高いとは言えません。

仮に先2ロストインパクトを決めれたとしても、そのターン終了時のロストの枚数や手札のアクロマの有無等によっては次ターンの行動補償ができないため、バトル場のギラティナVSTARが何もできずそのままゲームセットなんて自体も起こり得るので後先考えずブッパするのも禁物です。

しかし最悪ロストインパクトまで宣言が出来なくてもいいんです。
ここで1番重要なのは「次のターンロストインパクトでバトル場が飛ぶかもしれない」と相手に思わせることです。

↑先2ロストインパクトの構えしてる時の私

では実際に以下の盤面を想定して解説していきましょう。

自分:白ルギア(後攻)
相手:ロストギラティナ(先攻)
と仮定します。

対戦相手の先攻1ターン、はなえらび→VIPパスでギラティナV+リーフィアV展開→ギラティナに超エネ手貼り→りょくかさいぼうでギラティナに草エネ加速で番が終わりました。

初手7枚+トップドローカビゴンの図

こちらの後攻の番、ルギアスタートで初手がこのようなハンドだったとします。
対戦相手がロスト1枚で番を返しておりバトル場ルギアが先2で倒される心配が無いため、本来であればネオラントVを出してルミナスサイン→バーネット博士でアーケオス2枚トラッシュ(出来ればかぜよみもしたい)して番を返し、次ターンのアッセンブルスター+雪道ケアを考えてハイパーボールとテーブルシティは温存しておきたい場面です。

しかし相手のギラティナVには草エネと超エネがついているため、バトル場のルギアが次の相手の番ロストインパクトで倒されることもケアしなければならず、次のターンまで温存したかったはずのハイパーボールやキャプチャーアロマ、場合によってはテーブルシティもこの番で使わざるを得なくなります。

このように、
①相手にゆっくり盤面形成する隙を与えない
②相手に無理矢理リソースを吐かせること
これこそが一般的なロストギラティナには無いギラティナリーフィアの強みであると私は考えています。

カードゲームにおいて手札リソースの量=強さであり、多ければ多いほどあらゆる場面に対処ができるようになります。
今回の例の場合、手札リソースを無理矢理吐かせることによってアーケオスをトラッシュに送れる確率を減らしたり、スタジアムを使わせることができれば次ターンの雪道も刺さりやすくなります。
(長らく環境トップに居座り続けるミュウVMAXの強さもここにあると考えています)

余談ですが、かがやくゲッコウガに水エネ手張り→りょくかさいぼうで草エネ加速をすることで先2げっこうしゅりけんの圧力もかけれちゃいます。
(後攻1ターン目からマナフィ置かざるを得ない盤面とか普通に嫌すぎる…)

2.ミラージュゲートの節約

ミラージュゲートを使わずにロストインパクトの準備ができることがりょくかさいぼうの最大の魅力ですが、りょくかさいぼうの強みはこれだけに止まりません。

りょくかさいぼうで予めエネルギーを用意しておくことで試合中盤以降に必要なミラージュゲートを温存しておくことができます。
これにより実質的にロストインパクトやげっこうしゅりけん、ロストマインを使用できる回数を増やすことができます。
これらの技を使用する場合、一般的なロストギラティナではミラージュゲートの残り枚数を加味した上で通す技のプランニングをしていかなければなりませんが、この構築の場合は多少強引に技を使用しても小回りが利きやすいのも大きな魅力です。

早いターンで山札からエネルギーを付けられるので山札圧縮にも繋がり、はなえらびでエネルギーをロストしなければならない展開が減り引きたいカードも引きやすくなります。

3. 高耐久中打点アタッカーとしての運用

一般的なロストギラティナの構築におけるダメージラインは以下の通りです。

  • ウッウのおとぼけスピット…110ダメージ(制限あり)

  • かがやくゲッコウガのげっこうしゅりけん…90ダメージ×2匹(デメリットあり)

  • ヤミラミのロストマイン…120点ばら撒き(制限あり)

  • ギラティナVのひきさく…160ダメージ

  • ギラティナVSTARのロストインパクト…280ダメージ(デメリットあり)

ここまで見ると非常に多彩な技の選択肢を持っており、柔軟に戦うことが可能です。
しかし選択肢の多くは制限やデメリットがあり、ロスト不足や山札のエネルギーの枚数、ミラージュゲートの残り枚数次第では技が使えない状況が発生することもしばしば…

リーフィアVSTARは技のエネルギーが草草無と要求がやや厳しめではあるものの、イキリンコexやネオラントV、ミュウexなどのシステムポケモンを倒すのに充分な180ダメージという火力を持ち、技の追加効果でHP満タンの状態であれば次のターンに280ダメージまで耐えることができます。
VSTARポケモンのHPの基準である280という数値は現環境のダメージ基準でもあり、280ダメージを耐える耐久を得ることで1ターンの猶予を貰えたり相手に余計に1枚カードを消費させることができるようになります。

もうすぐ発売のシャイニートレジャーexにはこんなカードも出るしね…

『システムポケモンを狩りつつ相手にはこちらのポケモンを倒すための要求値を上げる』といった役割ができ、耐久しつつエネルギーを保持しながら戦うことができる継戦能力の高いアタッカーとしてロストギラティナにおける潤滑油となってくれます。

環境に悪リザードンやトドロクツキ等の草弱点のポケモンが増えているのも追い風となっています。

4. アイビースターとスターレクイエムの2択の押し付け

ロストアビス発売当初から現在に至るまでこのギラティナリーフィアを使い続けていますが、スターレクイエム:アイビースターの使用頻度は体感8:2くらいです。
基本的には一般的なロストギラティナ同様、スターレクイエムを通していくのがメインプランになります。

とはいえアイビースターを全く使わないのかというとそんなことはありません。
むしろアイビースターのおかげで拾えた勝ち試合もあるほど、ここ1番で活躍するVSTARパワーです。
備えあれば憂いなしとはまさにこのこと。

ではアイビースターを使う場面はどのような場面なのか、今までの経験も踏まえ簡潔にまとめました。

  • エネルギーを犠牲にしてでも相手の後続アタッカーを倒したいとき

  • 相手のデッキタイプがHP280以下のポケモンのみで構成されているとき

  • リーフィアVSTARをメインプランにして戦うとき

というような感じです。

VSTARパワーを2種採用しているので、極力VSTARパワーを終盤まで温存しておくのが吉です。
これにより相手に「強制気絶もできるし裏も食えるぞ??お?????」と択を押し付けることができます。
逆に言えば、例えば早い段階でアイビースターを切ってしまうと、「相手もうスターレクイエム使えないじゃん」と高HPポケモンで戦うプランニングを通されたり、終盤にエネルギーが足りなくなるなどの事態が発生するので焦りは禁物です。
あくまで最終的に『スターレクイエムでもアイビースターでもどっち使っても勝てる』、所謂詰み盤面を作っていくことが目標になります。

前シーズンのシティリーグS4の予選で作った詰み盤面を当時の記憶を元に再現。ボスでエネルギーのついていないベンチのルギアVSTARを呼びロストインパクトで倒す。次のターンでスターレクイエム、アイビースター→バンギラスV呼び出しのどちらでも勝利できるような盤面を作り上げた図。

②リーフィアを採用するデメリット

ここまではリーフィアを採用する際のメリットについて述べさせていただきました。
勿論メリットばかりではないのでデメリットについても触れていこうと思います。

1.単純にデッキの枠を2つ割くこと

本記事のレシピを見た方でロストギラティナを使ったことのある方は「別にロスギラにリーフィアいらなくね?」と思われるかもしれません。(なんならむしろその方が多いかも…)

私の構築ではウッウとヤミラミを各1にしたり、マナフィやジラーチを不採用にしたりと、メタカードを入れないことやサイド落ちを考慮しないことで可能な限りシンプルにし、フルパワーで戦えるように組みました。
リーフィアを通したい場面で通せるようにするための構築と言ってもいいでしょう。

このため、ウッウやヤミラミの2枚目が無いために小回りが効かなかったり、不意のベンチ狙撃等で盤面が崩壊させられる可能性が出てくるので、構築上の不足をプレイングでカバーする必要が出てきます。

2.先攻1ターン目にリーフィアが立てられないと腐りやすいこと

りょくかさいぼうを一番強く使える場面は先攻1ターン目であることは言うまでもないと思いますが、後攻1ターン目や先攻2ターン目に使うのはテンポロスで負け筋になりかねないため、極力先攻1ターン目に使うのが望ましいです。
(状況に応じて2ターン目以降に使うこともありますが極めて稀なケースなので…)

後攻1ターン目や先攻2ターン目は大抵アビスシークorおとぼけスピットから入るため、この場合リーフィアを出しても置物になってしまうことがほとんどです。
もし先攻1ターン目以降にリーフィアを置く場面があるとすればアタッカー運用をする場合とアイビースターを使う可能性がある場合+置いた次のターンに進化が可能な手札であることが条件になるので、むやみやたらにリーフィアをベンチに出すのは悪手になります。

3.リーフィア自体が負け筋になり得ること

VポケモンでHP200と平均より低いため簡単に倒されやすく、かといって容易くVSTARに進化させてしまうとボス等で引っ張られた後に逃げれずそのままゲームセットなんて事態もあり得ます。
対サーナイト等、リーフィアを使いたくない対面でスタートしてしまうと負け筋になりかねません。この辺はドラピオンとかと一緒ですね。

4.進化ラインにアクセスしづらく、育成もやや要求が高めであること

単純に進化ラインが増えるためVSTARに進化できずに負けに直結したり、必要エネルギーも草草無なので山札のエネルギー枚数等によっては技が使えずに置物になったりします。

リーフィアラインを採用する場合はキバナもセットで採用するのがオススメです。

ミラージュゲートorリーフィアVSTARのどちらかが手札にあれば、トラッシュから草エネルギーを付け足りないカードを持ってくることで要求を満たせ、エネルギー足りない問題と進化先引けない問題を同時に解決できる有能カードです。もうすぐレギュ落ちしちゃうの悲しい…

③おまけ:雪道とのアンチシナジーについて

本記事の構築を見て「リーフィアと雪道って相性悪くね?」と思う方も少なくないと思います。実際自分も使ってみるまでは同じことを思っていました。
しかし実際に使ってみると『りょくかさいぼうを使いたい場面』と『雪道を通したい場面』が同時に発生する場面はほぼ無く、アンチシナジーになっていると感じたことは予想以上にありませんでした。

実際に雪道で止めたい対面(サーナイト等)ではリーフィアを置いて戦うことはほぼ無いので、『リーフィアと雪道は相性が悪い』と安直に結論付けることはできないであろうと私個人的には考えています。


ここまで長々とご覧いただきありがとうございました。

ロストギラティナは一般的に『後攻の方が安定する』イメージがあるかと思いますが、本構築は『先攻取って強いロストギラティナ』をコンセプトに試行錯誤して編み出したレシピです。

  • 先攻取って強いロストギラティナが使いたい!

  • リーフィアが好きでリーフィアを生かしたデッキを使いたい!

そんな方々にオススメできる構築となっておりますので、この記事を読んで気になった方は是非使ってみてください。

以上、『推しポケで勝ちたい』人を応援する、そんなあなたのラルダでした。🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️

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