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★黒騎士レオン×魔導書★

最終更新日:2022.7.5

1 デッキコンセプト

 以下3枚のカードをデッキの軸とする超変則12スタン(通すカードは2枚)※1

 手札発動効果(バーン効果)によってLIFEを削ることができるカード。「殴り合いの土俵にいないこと」が最大の強みでもあり弱みでもある。
 魔導書の基本戦略は、以下の2つに大別することができ、「『攻撃』と『防御』を繰り返して、自分のリーサルターンが相手より早くなること」と定義することができる。※2
 
 ⑴ 自分のリーサルターンを早くする(攻撃)
 ⑵ 相手のリーサルターンを遅くする(防御)

 手札を全て破壊しつつ山札から1枚カードをドローできるチャージャー。基本的には機械神・デウス・エクス・マキナをドローしてリーサルをかける。

 魔導書デッキの強みである「殴り合いの土俵にいないこと」により、相手は召喚時効果の持たないディフェンダーをほぼ確実にマリガンする。
 また、メデューサの弱体化に伴って、機械神・デウス・エクス・マキナを止めることができるアタッカーは非常に限られている。

 ⇒魔導書の基本戦略によって機械神を通すことができ、機械神の圧倒的な攻撃性能(防御性能)によって魔導書の基本戦略を盤石なものにすることができる。

 つまり、黒騎士レオン×魔導書の基本戦略は「魔導書の基本戦略を基盤にしつつ、試行錯誤する女・エリーゼ(機会神デウス•エクス•マキナ)によって奇襲をかけること」と定義することができる。

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 46勝21敗 勝率68.6%(4000~5000帯)
 
 ※1 厳密には「12スタン」の定義に当てはまるデッキではありません。「魔導書で相手LIFEを12まで減らすこと+機械神・デウス・エクス・マキナで残りのLIFEを削りきること」というデッキコンセプトを明示するため、あえて「12スタン」と表現しました。
 また、本デッキの前身となった★黒騎士レオン★のコンセプトを受け継いでいることを示したかったため、デッキ名を「黒騎士レオン×魔導書」としました。
 
 ※2 マリガン等から相手のデッキタイプ及びリーサルターンを想像し、お互いのデッキトップを計算し、数手先の状況を想像し、どこで読み合いを仕掛けるのか(読み合いを避ける方法はないか)考え、強者との戦いを制していきます。
 基本戦略の詳細は、以前公開したnote(★魔導書★)を参考にしてください。

2 各カードの採用理由

 デッキ構築においては、採用カードが攻撃札(自分のリーサルターンを早くする)、防御札(相手のリーサルターンを遅くする)、ドローソースのどれに当てはまるのか考えなければならない。概ね以下のとおり。

⑴ 攻撃札

⑵ 防御札

⑶ ドローソース

⑷ コンボパーツ

・ダークプリンセス→かめさん
・蒼の奏者→狂音のデッド
・狂音のデッド→ 試行錯誤する女・エリーゼ
・試行錯誤する女・エリーゼ→機械神・デウス・エクス・マキナ

 狂音のデッドを複数枚投げるためのSP基盤を確保するためのチャージャー。ロイヤルサーヴァントや闇を導きしものといったパワーが低いチャージャーをフォローする。
 また、エリーゼ×機械神のコンボを成立させるために必須となるカード。彼女がいなければ本デッキは成り立たない。
★黒騎士レオン★出身のカード。

 相手の手札または戦場の攻撃成功時発動効果を削除することができるチャージャー。マッドガンナー、魔人・ベルセルク、蒼騎士剣聖・フリーザといった「攻撃を通されたら敗北が確定するカード」を対策することができる。

 自分の手札を破壊し、選んだカードと同じ役割を持つ黒魔導士を山札から2枚サーチすることができるチャージャー。魔導書のバーン効果で相手LIFEを全て削る必要がないため、2枚採用とした。

 ドローチャージャーの1枚。2枚ドローにより、手札事故の緩和とデビルアイ複数枚起動による上振れを可能にするカード。
★黒騎士レオン★出身のカード。

 ドローチャージャーの1枚。2枚ドロー1枚破壊により、手札事故の緩和とデビルアイ複数枚起動による上振れを可能にするカード。
★黒騎士レオン★出身のカード。

 自分の手札1枚のステータスを戻すことができるチャージャー。無言の支配者等によって手札発動効果を削除された魔導書を元に戻すことができる。
 また、パワー8であるため、ダークプリンセス等と組み合わせることでデビルアイを2ターン目に起動させることができる。

 状態異常無効及び破壊無効を持つチャージャー。凍結デッキ及び削減デッキ、ドラゴンデッキを対策することができるカード。
 また、パワー8であるため、ダークプリンセス等と組み合わせることでデビルアイを2ターン目に起動させることができる。防御札でもあり攻撃札でもあるカード。
★黒騎士レオン★出身のカード。

 パワー13のチャージャー。パワー7、8のカードと組み合わせることでデビルアイを2ターン目に起動させることができる。

 山札から選択したカードをドローできるチャージャー。基本的には機械神・デウス・エクス・マキナをドローする。
 黒騎士レオンの軸となったカード。彼女がいたからだんぼーる杯優勝に貢献できたといっても過言ではない。
★黒騎士レオン★出身のカード。

 魔導書パーツ。パワー4のアタッカーであることを忘れないこと。

 魔導書パーツ。パワー6のアタッカーであることを忘れないこと。

 戦場のカードが召喚時発動効果を持っていれば破壊することができる。メデューサの弱体化に伴って、ほとんどのデッキタイプが止めることのできないカードであり、名実ともに最強の攻撃札兼防御札と言える。

 召喚時発動効果で1枚ドロー、1枚破壊することができるディフェンダー。マリガンしたとしても中盤に投げることができるように3枚採用とした。
 エリーゼ×機械神のコンボを成立させるために必須となるカード。彼がいなければ本デッキは成り立たない。

 手札発動効果で1枚ドロー、1枚破壊することができるディフェンダー。デッキのエンジンとなるカード。パワー8のディフェンダーであることを忘れないこと。魔導書のバーン効果で相手LIFEを全て削る必要がないため、2枚採用とした。
 デビルアイ起動までの流れは、以前公開したnote(★魔導書★)を参考にしてください。

3 マリガンの優先度

【前提】相手デッキに合わせてマリガンを決める。基本的な考え方は以下のとおり。

⑴ 手札干渉を行うデッキ(凍結等)

 手札干渉を持つデッキは手札のチャージャーを破壊することで、魔導書の起動を遅らせてデッキを機能不全に追い込もうとしてくる。
 ⇒チャージャー以外は基本的にマリガンする。また、凍結対面であれば、かめさん、ディフェンダー、マッドサイエンティストちゃんを絶対に確保する。

⑵ SP削減を行うデッキ(削減)

 SP削減を行うデッキは攻撃成功時効果によりSPチャージを妨害することで、魔導書の起動を遅らせてデッキを機能不全に追い込もうとしてくる。
 ⇒チャージャー以外は基本的にマリガンする。全力でロイヤルサーヴァント、狂音のデッドを確保する。

⑶ 盤面干渉を行うデッキ(ドラゴン)

 盤面干渉を持つデッキは盤面のチャージャーを破壊することで、魔導書の起動を遅らせてデッキを機能不全に追い込もうとしてくる。
 ⇒チャージャー以外は基本的にマリガンする。全力でかめさん、蒼の奏者をキープする。

⑷ 軽量アタッカーで早期に決着をつけるデッキ(アグロ)

 本デッキではアグロのリーサルターンである5ターン目終了時までにLIFEを削りきることはほとんどできない。
 ⇒魔導書パーツを2枚以上キープして3ターン目終了時までに必ず魔導書を起動させる。

⑸ その他

 防御札1枚、攻撃札1枚、ドローソース2枚の配分がベストだと思う。攻撃札→ドローソースの順番で投げることで、3ターン目にデビルアイを起動させる。
 デビルアイ起動までの流れは、以前公開したnote(★魔導書★)を参考にしてください。

4 対戦の流れ

⑴ 序盤

 攻撃札のチャージャー⇒ドローソースの順に投げて、デビルアイの確保及びSPチャージを行う。
 なお、削減対面であれば、2ターン目にロイヤルサーヴァントを投げて、マッドガンナー等の攻撃成功時効果を封じる。

⑵ 中盤

 通すべきアタッカーと防御すべきアタッカーを区分し、必要に応じて防御札を切る。
 手札、山札、墓地等から山札に残っている攻撃札と防御札の割合を確認し、次ターンにデビルアイで引くことができるカード区分の確率を大雑把にでも計算して、防御札を投げるべきか攻撃札を投げるべきか決断する。
 
・通すべきアタッカー
→貫通能力を持っているもの。攻撃成功時効果を持たないもの。
・防御すべきアタッカー
→攻撃成功時(SP削減、手札干渉、バフ)を持つもの。
 
 また、デビルアイや狂音のデッド等で山札を回しながら以下の状況を作る。
 
・自分のLIFEを可能であれば16以上残す。
・相手のLIFEを12まで削る(エリーゼを投げた次のターンに12以下にすればOK)。
・試行錯誤する女・エリーゼを確保する。

⑶ 終盤

 試行錯誤する女・エリーゼによって機械神・デウス・エクス・マキナをドローし、相手のLIFEを0にする。

5 不利対面

⑴ 削減デッキ

 削減デッキは攻撃成功時効果によりSPチャージを妨害することで、魔導書の起動を遅らせてくることが不利対面の理由である。
 チャージャー以外を基本的にマリガンし、全力でロイヤルサーヴァント、狂音のデッドを確保し、中盤への動きに繋げる。
 マッチングした瞬間に勝負を諦めるようなデッキでは絶対にない。丁寧に防御札及び攻撃札を切れば、勝率40%くらいを維持することはできる。

⑵ アグロデッキ

 アグロデッキはリーサルが5ターン前後であり、早すぎるリーサルに魔導書の起動が間に合わないことが不利対面の理由である。
 マリガンで魔導書パーツをキープしつつ、2ターン目終了時までにデビルアイを起動させ、3ターン目終了時までに魔導書を起動させる。5ターン目までにLIFEを12~18削って機械神・デウス・エクス・マキナや黒魔導士・ワルキューレを投げて勝利する以外の勝ち筋はない。真剣に戦わないと勝てない対面。
 (ミムラスさん竜巻デッキ画像の提供ありがとうございます)

⑶ バーサーカーデッキ

 バーサーカーデッキはコストに対するパワーが優れており、貫通を付与されたバーサーカーの攻撃を防ぐ手段がないことが不利対面の理由である。
 バーサーカーには「絶対召喚」というデメリットがあるが、ディフェンダーを多投できない魔導書が相手では大きなマイナスにならない。
 また、ケイオスバーサーカーによって強化されたアタッカーは、機械神・デウス・エクス・マキナのパワーを容易に超えてくる。
 魔導書の起動を遅くしてでも、防御札を確保してバーサーカーの攻撃からLIFEを守りつつ、ケイオスバーサーカーの攻撃成功時効果を絶対に発動させないことに徹する。

⑷ ドラゴンデッキ

 ドラゴンデッキは盤面干渉によりSPチャージを妨害することで、魔導書の起動を遅らせてくることが不利対面の理由である。
 チャージャー以外は基本的にマリガンし、かめさん、蒼の奏者をキープする。ドラゴンが盤面干渉を仕掛けてくるのは早くても2ターン目であるため、優先権を確認しながら以下のように立ち回る。
 
1ターン目:蒼の奏者で大量のSPを確保する。
2ターン目:かめさんで盤面干渉を妨害する。
3ターン目:優先権があればドローソース、なければダークプリンセス。
4ターン目以降:魔導書を起動させる。優先権があるタイミングで試行錯誤する女・エリーゼを投げて機械神・デウス・エクス・マキナをドローし、試合を詰める。
 
 なお、削減型のドラゴンデッキが最大の鬼門である。上記の動きを意識しながらマッドガンナーへの対策も同時に行わなければならない。

⑸ 凍結デッキ

 凍結デッキは手札のチャージャーを凍結することで、魔導書の起動を遅らせてくることが不利対面の理由である。
 ロイヤルサーヴァント、かめさん、ディフェンダー、マッドサイエンティストちゃんを絶対に確保して、以下のコンボを封殺する。
 
・騎士剣聖・フリーザ→マジック・パンプキン
・フリーズアーチャー→魔法学院生徒・ソニア→糸の使い手

6 謝辞

 デッキ構築に当たり、様々なアドバイスをくださった皆様に御礼申し上げます。いつも感謝しています。ありがとうございました。また、note作成に当たり、デッキ画像を提供くださったミムラスさんありがとうございます。

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