競馬雑記帳 2020/8/8
JRDB永野昌治です。
夏競馬後半で番組変更が行われることに。
札幌・新潟・小倉でそれぞれ3勝クラスのレースが追加される。
変則2場になってからの3勝クラスのレースの除外頭数は
しらかばS 12頭
越後S 18頭
大雪H 2頭
STV賞 8頭
新潟日報賞 14頭
柳都S 8頭
と、出馬ラッシュでそれを受けての措置だが、
変則2場開催だけが原因とはいえない。
昨年、2019年の8月5日時点での3勝クラス在籍馬は469頭。
それが、今年の8月3日現在では547頭と80頭近くも増加している。
(同じ機関でのオープン馬の増加は46頭)
昨年から夏競馬を前にしてのクラス再編成の降級がなくなった為に2勝クラスを勝ちあがった馬は3勝クラスに昇級してそのまま在籍。3勝クラスのレースは2勝クラスのレースの半分ほどなので、オープンに昇級するのは昇級してくる馬の半分ほど。結果年間で80頭の増加となった。
調教技術の進化で競走寿命が延びたこと、3勝クラスともなれば地方への転出も少なくなることも要因のひとつか。
公正競馬の確保という面からは、出馬ラッシュは、除外になって次回の権利獲りなど好ましくないこともある。また、急な番組変更はローテションに歪みを生む。
在籍頭数を元に、無理のない番組編成をお願いしたい。
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