日経新春杯 「外厩データチェック」で見ると
村山弘樹です。
日曜京都メインは、今年はじめてのGⅡ戦・日経新春杯です。GⅢよりも「格」が問われるからか、近10年で馬券になった1番人気馬はなんと9頭。今年は上位人気が差のないオッズだけに、「どの馬が1番人気になるか」にも注目が集まりますね。
村山による外厩展望は、先週11日に発売されたサラブレ20年2月号で取り上げていただいています。こちら是非よろしくお願い申し上げます。
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さて、日経新春杯の「外厩データチェック」はこちらです。
今回は【着度数】に目を向けてみます。
馬名太字馬は4.レッドレオンと7.タイセイトレイルの2頭。
レッドレオンは、ノーザンFしがらきからの帰厩初戦で[3-0-1-0]。新馬戦も含め、すべて馬券圏内に好走している【放牧効果】が期待できるタイプです。
半年や一年近くの休み明けでもきっちり好走。
今回は中8週と、この馬にしては短い休養期間です。これをどう捉えるかではありますが、馬のパターンをしっかりと踏襲できている点は評価してよいでしょう。
斤量補正もあってIDM(JRDBの能力指数)欄には○(=対抗)の評価が。京都芝重賞×内枠×北村友一騎手ですから、昨年のクロノジェネシスで見せたような立ち回りにも期待が高まります。
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タイセイトレイルは矢作厩舎×ノーザンFしがらき。
NFしがらき帰りは[1-1-2-3]とレッドレオンには及びません。しかし、着外の3つはいずれも若駒時の話。ハーツクライ産駒らしく古馬になってからは成績が安定し、放牧明けでいずれも馬券圏内です。
また、「展開データチェック」的な視点では、、、
「最内」~「中」の位置取りに該当して好走してきたようです。
今回は最内2番手。
「展開データチェック」
ここ最近は後ろからの競馬になっているものの、スタートの巧い川田騎手ならスッと好位を取り、理想的な位置取りで競馬ができるとみます。
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