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競馬雑記帳 2022/01/03
JRDB永野です。
今年も駄文にお付き合い頂ければ幸いです。
JRAのブランドイメージCMが今年からコンセプトが「HERO IS COMING.」に。
現在流れているCMは、朝焼けの東京競馬場のターフビジョンが点灯して過去のヒーローたちのレース映像が流れるのも。
第一弾でのヒーローは、ウオッカ、サイレンススズカ、ロードカナロア、ステイゴールド、オグリキャップ、ディープインパクトの6頭(ロードカナロアは60秒バージョンのみ)
まあ、王道といえるチョイス。
この6頭のうち4頭はJRAの顕彰馬。
サイレンススズカとステイゴールドは顕彰馬ではないがヒーローとして取り上げられている。
顕彰馬に選出されていない馬でのヒーロー候補なら、ニホンピロウイナーとダイワスカーレットの名前がまず思い浮かぶ。
ニホンピロウイナーはまだ短距離路線が整備され始めたころの馬で、マイルCS連覇などマイル以下の距離では無類の強さを示した。
ダイワスカーレットはJRAのCMでトップに「震撼させたHERO」として取りあげられたウォッカと同期。そのウォッカには3勝2敗で勝ち越している。先着を許したチューリップ賞と秋の天皇賞もクビ差とハナ差という僅差。2歳の11月から4歳の有馬記念まで実働は2年あまりだが、12戦8勝でGⅠを4勝で3着以下はないという成績。十分HEROに値するはず。
今後のJRAのチョイスが楽しみ。
さて、昨年のHEROといえる各部門の最優秀馬だが、
年度代表馬と最優秀3歳牡馬はエフフォーリアで文句なしだろう。
そのほか、ほぼこの馬というのは、
最優秀3歳牝馬のソダシ、最優秀4歳以上牡馬のコントレイル、最優秀2歳牝馬のサークルオブライフ。
それ以外の部門は混戦。
最優秀2歳牡馬はGⅠ馬2頭のうちのどちらだろうが、無敗の分ドウデュースが上位か。
難しいのが最優秀4歳以上牝馬の部門。
国内でGⅠを2勝のグランアレグリアか、海外でGⅠを3勝したラヴズオンリーユーか、国内では宝塚記念勝ちだけだがドバイでも好走したクロノジェネシスか。
個人的には天皇賞・秋でも大崩のなかったグランアレグリアに一票。
最優秀スプリンターは「該当馬なし」というのが有力な気がする。
最優秀ダート馬は、中央・地方の両方でGⅠを勝ったテーオーケインズが有力だろうが、BCディスタフ勝ちのマルシュロレーヌのインパクトは大きくどこまで票を集められるか。
最優秀障害馬は暮れに復活したオジュウチョウサンの方が春の中山グランンドJ勝ちのメイショウダッサイよりも印象に残っているはず。
出走表等は、JRA発表のものをご確認ください
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