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競馬雑記帳 2020/8/17

JRDB永野昌治です。

8月も中旬になって夏コクが開幕。4週間に凝縮しての開催となる。

夏コクのつきものと言えば九州産のレース。
今年はひと足先に阪神で新馬勝ちしたヨカヨカが、開幕日のフェニックス賞を九州産としては1998年のコウエイロマンの勝利で話題になっている。

九州産といえば、古くはシンウルフ・マークオブディスティンクション、少し前ではサイレントハンターと偏った種牡馬の産駒が大半だったが、先週末に九州産の新馬戦でデビューした馬の父は、鹿児島供用のスクワートルスクワートが5頭を送り出したのが最多で、28で種牡馬は17頭というバラエティーさ。
中にはリオンディーズやラブイズブーシェと、今年デビューの種牡馬の産駒も。

北海道で種付けして九州で出産するというパターンが増えており、血統的レベルは上がっている。

土曜の新馬戦を勝ったルクシオン、日曜の新馬戦2着のカシノアイドルは共に北海道のセール出身と育成は北海道で行われており、単に産地だけで九州産として扱われている。

日程の関係で、開幕週に新馬戦、2週目に未勝利戦、3週目にひまわり賞と新馬勝ちした馬以外は3連闘することになるが、そのあとも中央に残れる馬は先週デユーの28頭のうち何頭いるか?

ひまわり賞のあとトレセンには帰らず、佐賀競馬に移籍という馬も出てくるのだろう。

生産頭数や、生産・育成の仕組みを含めて九州産は曲がり角かもしれない。

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