見出し画像

乗り替わりを深読みする。

JRDBの永野です。

騎手を中心として、調教師・馬主・エージェント、また他の騎手からの乗り替り。人間関係(コネクション)は馬券の大きな手がかりとなる。そこで、コネを中心に据えた馬券検討、「コネクション・ジャック」を始めました。


今週は福永騎手が騎乗停止で不在。
制裁の対象となったのは、8月30日の新潟での新馬戦。

昭和の頃は騎乗停止の制裁を受ければ翌日から適応で、土曜に騎乗停止になれば翌日曜日は全て乗り替りになっていた。
それが徐々にルールが変わり、週中の地方交流競走の出馬表確定を按分して翌週の土曜からの適応になり、今年から国際基準に準拠ということで翌々週の土曜から適応となった。

結果的には騎乗停止が決まってから適応までは最低13日の間隔が空くことに。

そうなると、重賞などの路線が確定している馬は乗り替りになるが、条件クラスで同じ騎手に騎乗を希望する場合は馬のローテーションを変更することも少なくはなさそう。

今週分の福永騎手関係では、セントウルSのミスターメロディは福永騎手の予定だったが、前走の安田記念に続き北村友騎手が手綱をとることになった。
しかし、前走福永騎手からの乗り替りは土曜が2頭、日曜が4頭と意外に少ない。来週なら福永騎手が騎乗可能なので1週待機という馬が多いからかも。

そんな条件下で今週出走してくるのは、番組や馬自身のデキによるものか。
日曜に出走する、前走福永騎手の馬4頭のうち、1頭は今回障害入り初戦、1頭は前走関東圏で走った関東馬、。残りの2頭が福永騎手の復帰を待つよりも今週の出走を選んだと思われる。

注目したいのは、中京3レースの未勝利戦。

5.ビスボッチャは6月の東京開催に福永騎手で新馬戦デビュー。番組的には来週も再来週も芝のマイルの未勝利があるので、福永騎手に乗ってもらいたいのなら、待機しているはず。
ビスボッチャの馬主は岡浩二氏で、2019年以降の福永騎手の岡氏の持ち馬での成績は個人馬主の中ではトップ。
岡氏の走る馬は福永に依頼と考えられる。

福永祐一馬主別

今回5.ビスボッチャの鞍上は岩田康騎手。

岩田康騎手、福永騎手は共に、騎乗依頼仲介者は小原靖之氏。エージェントが間に入って有力騎手を手配したと考えられないか。

0_その他

画像3


いつもサポート(投げ銭)していただき、ありがとうございます。 おかげさまで、とても励みになります。