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好相性の厩舎の馬で

JRDB永野です。

この週末で2月も終り。騎手・調教師の免許も切り替わりで、定年・勇退の調教師は今週がラスト。
調教師に転身する騎手は、最近は調教師試験の合格の発表のある12月で引退するケースが多いが、蛯名騎手は昨年の四位騎手同様、免許のある2月一杯の騎乗を選択。
中山記念のゴーフォザサミットが最終騎乗に。

嘗て、松永幹現調教師が騎手を引退する際、騎乗最終日に阪急杯を11番人気で勝ち、最終レースを圧倒的人気に応えるという出来過ぎの幕引きがあったが、さて蛯名騎手は。


さて土曜の注目は横山和騎手。
横山和騎手は今年は小倉開幕と同時の腰を落ち着けての騎乗で先週まで12勝。
昨年関東リーディングを獲得した弟の横山武騎手を上回る数字を残している。
今週は、小倉を離れて土曜は阪神、日曜は中山で騎乗。
土曜阪神は松籟Sのメロディーレーンが、日曜中山は中山記念のトーセンスーリヤが騎乗の中心となる。

横山和騎手は父の横山典騎手同様、騎乗依頼仲介者を置いていない。その関係か日曜の中山では騎乗馬はメインを含めて2頭のみ。
しかし、土曜の阪神では6クラに騎乗。
メロディーレーン以外の騎乗馬で目立つのは、安田隆・安田翔父子の厩舎の馬に3クラ騎乗すること。

横山典騎手はトロワゼトワルなど安田隆厩舎の馬で実績を残している縁か、この小倉開催で横山和騎手が好調なのも、安田隆・安田翔父子の厩舎の馬でそれぞれ2勝づつを挙げていることが大きい。

横山和騎手の今年12勝中11頭が牝馬という極端な傾向も踏まえて7レースの安田翔厩舎のエヴァジョーネに注目。
ダートの新馬を勝ったあと、フィリーズRを使って大敗。
そこからの長期の休養明けだが、自己条件のダート戦なら十分勝ち負け。
この馬の父が安田厩舎の活躍馬ロードカナロアというのも縁を感じる。

出走表等はJRA発表のものをご確認ください

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