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競馬稼業はつらいよ~JRDB の競馬予想の考え方②~ 

 早速、前述の5 つの関連性を説明しまし ょう。

 競走馬を管理する側は、出走に向けて調教を積み、レースに向けて万全の体制を整えます。
 陣営 の期待通りに、出走各馬がきっちりと仕上がっていれば良いですが、必ずしもそうではありません。
 レー ス後の談話で、「まだ、少し重たかったね。」「もうひと絞りできてからだね。」と敗戦の弁を述べているの を目にしたことはあるでしょう。 必ずしも、全馬がきっちりと仕上がっている訳ではないのです。

 レース結果で、IDMを見る場合は、必ず馬体表記も見るようにしてください。
 馬体「余(余裕)」で出した IDMならば、きっちりと絞れて仕上がってくればより一層のパフォーマンスを発揮できると推測できます。
 また、馬体「普(普通)」ならば、あまり誉められた馬体でもなく、次走は 崩れる可能性もあると思っておいた方が良いでしょう。
 ケースバイケースで、色々なパターンがあります が、出走時の状態を把握しておく事は、敗因も明確になるので予想が立てやすくなります。
 IDMもパドックデータも、JRDB上は必須のデータとなっています。

 それぞれを単独で扱うことなく、 関連付けて使うことが JRDB を理解する上で近道となります。

つづく…


土曜阪神11R 11Rチューリップ賞G2 回顧 

◎08番ドゥーラ(15着)
 休み明けもきっちり仕上がる。
○02番キタウイング(7着)
 馬体ふっくら見せ順調。
▲10番アリスヴェリテ(8着)
 デキ良し。距離向く。
注09番モズメイメイ(1着)
 良い意味での平行線。
△13番コナコースト(2着)
 馬体ふっくら見せ順調。
▽17番ペリファーニア(3着)
 大外枠微妙も仕上げ良し。
☆05番ダルエスサラーム(6着)
 煩い面見せるも仕上げ良い。

結果、注9番が好スタートを切りレースを引っ張る。▲10番は掛気味に2番手、*14番は好位の外、△13番が中団、▽17番は出遅れたが、抑えきれずに好位まで進出、○2番は中団後方、◎8番が中団後方から追走。、直線、注9番はそのまま、ゴールを駆け抜け快勝。▽17番は、馬群の中からジリジリ伸びたが、外から△13番(2着)に交わされ3着まで。
◎8番は直線、前が壁になり進路を探していたとこころ、他馬と接触する不利、万事休す。

次走 コメント

全体的に小粒な感じ

◎8番は直線の不利が堪えた感。次走、スンナリだと巻き返せるが・・・。
○2番は、展開に左右されアテにし辛いタイプか。仕上げ自体は良かったが・・・。
▲10番は、仕上げは良かったが気性難残りアテにし辛いタイプかも。
注9番は、マイペースに持ち込めたのが勝因だろう。次走もススンナリだと再度。
△13番は、直線、自ジリポイところを見せたが、ゴール前の脚に見所。次走、要注意。
▽17番は大外枠で出遅れて前半に脚を使った分、直線、切れ負けしたが、次走、スタートスンナリだと巻き返せる。注意必要。

ではでは グッドラック!

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