競馬雑記帳　2023/09/29

ＪＲＤＢ永野です。

プロ野球の日程も大詰め。セパともに優勝が決まり、興味はクライマックスシーズンに。特にパリーグは２～４位が混戦模様に。

ＣＳもだが、個人のタイトル争いも熾烈な部門も。セリーグの最多安打争いは阪神の中野選手以下３人が抜きつ抜かれつで最後までもつれそう。

競馬の方がまだあと３ヶ月残っているので、切羽詰まった感はないが、グリーンチャンネルでは、Ｃ．ルメール騎手と川田騎手のリーディング争いをやたらと強調するように。先週終了時点で川田騎手が118勝で、Ｃ．ルメール騎手は116勝。今週はＣ．ルメール騎手は凱旋門賞騎乗のために国内での騎乗はなし。
対する川田騎手は先週の神戸新聞杯勝ちの勢いをそのままに、火曜には金沢で白山大賞典、水曜は船橋で日本テレビ盃と重賞を連勝で無双状態に。
スプリンターズＳでがママコチャにテン乗りで騎乗するが、重賞未勝利馬を一気にＧⅠ馬までエスコートするか。

騎手のタイトルと言えばあまり話題にならないが、ＭＶＪのポイント争いも現状では混戦。
勝利数、勝率、賞金、騎乗回数の４部門の獲得ポイントで争われるが、現在トップの横山武騎手が４７ポイント。川田騎手が４５ポイント、戸崎騎手、岩田望騎手が４３ポイントで続いている。秋のＧⅠシーズンで賞金はハネ上がるだけに、いつ逆転があってもおかしくはない。
ポイントを見ていて特徴的なのでは、川田騎手の騎乗回数の部門でのポイントが０点なこと。いかにも騎乗を絞っている川田騎手らしい。

ＭＶＪには翌年の夏のワールドオールスタージョッキーズの出場権が与えられ、その騎乗手当てだけで２００万円。
まあ、日曜からの４日間で重賞を３勝した川田騎手。その賞金の総額は１億１９００万円で、騎手の取り分5％で約６００万円となるので、必死になることはないのかも。

そういえば、川田騎手はサマージョッキーズでトップに居ながらも最終週は韓国に遠征してシリーズチャンピオンを松山騎手に逆転されたが、韓国で国際ＧⅢを２勝して賞金総額は１億８３００万円余り。この５％なら約９００万円。シリーズチャンピオンの報奨金１００万円に比べれば実入りが随分大きい。