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競馬雑記帳 2022/07/14

JRDB永野です。

8月の札幌開催で3年振りに実施されるワールドオールスタージョッキーズのJRAからの出場騎手が発表された。
早々に権利を得ていたのは、昨年のMVJのルメール騎手とダービーを勝った武豊騎手。東西の勝利度数1位は、西は川田騎手が独走状態、東は横山武騎手が戸崎騎手の追い上げを、函館で勝ちクラを稼いで凌ぎきった。
残りの「顕著は活躍」枠は、ここ2年開催がなかったので、その間の三冠馬の主戦騎手の福永騎手と松山騎手。そしてサプライズ選出ともいえるのが、黄綬褒章を受章の柴田善騎手。怪我での長期の離脱があったので今年はまだ未勝利ながらJRAの最年長騎手が選出された。
柴田善騎手は、ワールドスパージョッキーシリーズ時代の1998年と2003年に優勝しておりイベントものに強いかも。しかし、札幌競馬場と柴田善騎手というのが結びつかない。1985年デビューでこれまで21000回を超える騎乗のなかで札幌での騎乗は120回あまり。直近の騎乗は2020年、勝ちクラとなると2008年まで遡る。
シリーズまであとひと月あまり、怪我のないように備えてほしい。


来年以降もこの「顕著な活躍」枠で話題作りが出来そう。
現在で一番の話題なら、快進撃中の今村騎手だろう。

2019年のこのシリーズに当時4年目だった藤田騎手が選ばれている。当時の勝ち数は70勝。今村騎手はデビューから4ヶ月で20勝に到達。女性騎手なので50勝までは4キロ減で、その後100勝までは3キロ減で平場のレースに騎乗できるで、この夏は下級条件で勝ちを量産しそう。

来年のこのシリーズの騎手選考の際には見習いが取れていることも十分考えられ、デビュー2年目で世界の一流騎手と腕比べという可能性も。

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