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競馬雑記帳 2020/3/19

JRDB永野昌治です。

2回中山、1回阪神開催の4週は、結局、無観客で開催されることに。


売上は前年の85%くらいで推移しているが、売上の約75%は払戻しに回り、10%は国庫納付金。単純に計算すると、売上は15%減で、そのなかでJRAの取り分は15%なので、実質JRAとしての利益は前年比マイナス2.25%。

これに対して、競馬場、WINSを休止することによる経費の削減がどれくらいあるのか?

JRAが直接雇用している、パート・アルバイトはそれなりの保証があるだろうが、外注に出している警備関係の費用は大幅に圧縮されているかも。
無償のお茶やトイレットペーパーなどの消耗品も、それなりの額のはず。

今回のことはがキッカケになって、都会のWINSが縮小されるなんてコトのないように。


次週への開催替わりと共に、2017年生まれの馬達の新馬戦も終了する。

金曜の阪神5レースの新馬戦は8頭が除外、土曜中山の6レースの新馬戦では11頭が除外になっており、年明けから新馬でのデビューを諦めて未勝利戦で初出走という馬も数多く見られた。

既走馬相手のデビュー戦は確かに不利だが、先週3/15の阪神4レースを勝ったデゼルのように、能力さえあれば、相手関係で十分キャリアのハンデは跳ね返せる。

2020年3月15日(日) 阪神4R 未勝利戦 デゼル

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photo by Rumi Enokida

これから暫くの3歳未勝利戦は、使い詰めで勝てていない馬よりも、初出走か、2歳時にデビューして冬の間に成長を促した休み明けの馬に妙味があることを肝に銘じたい。

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