見出し画像

競馬雑記帳 2023/03/30

JRDB永野です。

ようやくコロナも下火になって、以前の生活に戻りつつある。

JRAのCMもブランドイメージ的なものから、最新では、長澤まさみサンのumjyo紹介の映像に見上愛チャンが食いつくという、競馬場への来場を喚起するのもへと。
まもなくに迫った京都競馬場のリニューアルに合わせて、来場促進のCMは増えるかもしれない。あとはコンテンツとしてのレースの中身が問題に。

今週は大阪杯だが、この時期の古馬の芝中距離路線は、例年3月末のドバイ国際競走のドバイターフにドバイシーマクラシック、4月中旬に香港で行われるクイーンエリザベスSと選択肢が多い。昨年の大阪杯はエフフォーリアの参戦があったが、今年は地味な感じが否めない。
GⅠに格上げされて6年のうち、2回は牝馬が勝っており、今年も牝馬が主役かもしれない。

古馬に対して3歳馬は、海外へという選択肢はダート路線の馬。芝路線は距離適性によって分かれるが、牡牝ともに一冠目を戦って、2400mの二冠目かマイル路線へかの選択に。

牝馬の一冠目の桜花賞の登録があったが、現在の所、収得賞金1750万円が出走のボーダーに。昨年、一昨年が1勝馬でも抽選で出走可能だったことを思うとメンバーは揃ったのか。
今年の3歳牝馬で重賞を2クラ勝っているのはキタウングだけ。ライトクオンタムが牡馬相手にシンザン記念を勝ったりもしているので、11頭の重賞ウイナーが桜花賞にスタンバイしている。

この事態で計画が狂ったのが、阪神JFで2着のシンリョクカ。早い段階から桜花賞直行を明言していたが、同期の重賞勝ち馬が順調に調整され、みっつのトタイアルの8枚の切符のうち、5枚を1勝がもぎ取ったので、特別登録の段階では収得賞金1700万円で出走順は19番目に。昨年、一昨年とはえらい違いである。

シンリョクカの陣営はこのまま桜花賞を除外になれば皐月賞への出走のプランを明かしている。
牝馬ながらクラシック5大競走の第2回特別登録を済ませているのは、この世代ではシンリョクカと、桜花賞出走予定のハーパーだけ。

https://www.jra.go.jp/keiba/5dai/pdf/2023-02.pdf

第2回の登録締め切りは今年の1月27日だったので、陣営は桜花賞除外の可能性も考慮していたのかも。

皐月賞の現在の所の出走のボーダーは収得賞金1600万円あたり。1700万円のシンリョクカは大丈夫そうだが、この馬の参戦によって1頭弾き出されることになるので、該当の陣営はヤキモキかも。そのなかには、有力視されているすみれステークス勝ちのシャザーンも入っている。

いつもサポート(投げ銭)していただき、ありがとうございます。 おかげさまで、とても励みになります。