見出し画像

競馬雑記帳 2023/12/21

JRDB永野です。

早くも来年の話。
来春に新規開業の調教師が発表された。
現在開業待ちの技術調教師は美浦が3名で栗東が4名。その7名に加えて先日調教師試験に合格し来年の元日に免許所得の高橋一哉師も栗東で開業。

来春に定年となる調教師は、美浦で3名、栗東4名で、馬房数では美浦が60馬房、栗東が90馬房。以前は新規開業は14馬房くらいでのスタートだったが、今春開業の調教師は16~18馬房。栗東も90馬房空けば5名開業でも18馬房振り分けられる。逆に言えば遊んでいる馬房を極力なくそうというJRA側の考えだろう。

調教師の定年は、満70歳時の2月末ということになっているが、末日が木曜から土曜の場合は、明けた火曜が満了という規定。木曜日の出馬投票から日曜のレース終了までがひとつの流れで、転厩が発生しないシステムということ。

で、来春開業の調教師は3月6日(水)付けということに。なかでも注目を集めるのは福永祐師。すでに今年のセレクトセールでは、師の開業向けにノースヒルズの前田オーナーらが良血馬を競り落としたとう報道も。プレッシャーは凄いんだろうな~。

さて今週末は暮れの大一番の有馬記念。ファン投票1位・2位不在で混戦模様。はっきり言ってどの馬が一番人気に支持されるのかの予想も難しい。
有馬記念のこれまでの最高売得額は、1996年のサクラローレルの勝った年の約875億円。その後は減少傾向で、2012年には341億円と半減したが、ココ2年は500億円台に回復。今年もフルゲート。更に人気が割れることが予想されるだけに、昨年の532億円という額は超えてきそう。

こうやって、世界一売れるレースの売得金の額を並べると、大谷選の契約金の凄さに思い知らされる。

いつもサポート(投げ銭)していただき、ありがとうございます。 おかげさまで、とても励みになります。