競馬雑記帳 2020/4/14
JRDB永野昌治です。
緊急事態宣言を受けてJRAのルールの運用も変更が。
そのひとつが、騎手の移動制限で、障害競走に騎乗する騎手を除いて、一節で同じ競馬場で騎乗することに。
土曜日に阪神競馬場で騎乗して、日曜日に中山競馬場で騎乗というのができない。
アーリントンCと皐月賞の両方には騎乗できないということ。
3戦無敗のGⅠ馬の対決の構図の皐月賞だが、もう一頭3戦無敗、レクセランスがいるが、こちらは重賞勝ちがなく地味な存在。それに加えて今回は主戦の川田騎手が日曜阪神のアンタレスSのベストタッチダウン騎乗のため、北村友騎手に乗り替わり。これは、騎手移動制限云々よりも、日曜に重なった騎乗馬のどちらを選択するかの問題。クラシックの騎乗よりダートのGⅢ戦を選択ということは、ベストタッチダウンの将来性を見込んでのことだろう。
皐月賞とアーリントンCでの選択を迫られたのは、武豊騎手。
皐月賞では、弥生賞を勝ったサトノフラッグをルメール騎手に譲って、2歳時からコンビを組んでいるマイラプソディに騎乗。そのためにアーリントンCではタイセイビジョンを石橋騎手に譲ることに。
三浦騎手は逆に、アーリントンCでの騎乗を優先して、皐月賞のウインカーネリアンの騎乗をあきらめている。
今週末の競馬は、どの騎手がどの馬の騎乗を中心にどこの競馬場で騎乗しているかも、馬券検討の重要な要素かも。。
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