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NZT 出走情報を踏まえて

村山弘樹です。

サラブレ4月号において、紙幅の都合や締め切り時に出否が未定で触れられなかった有力馬について簡単にまとめます。

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阪神牝馬Sはほぼ想定通りの出走メンバーなので、紙面通りとさせていただきます。

NZTで穴候補としていたのは、「ファルコンSにおいて末脚を伸ばしながらも差し損ねた馬」でした。残念ながら今年の出走馬に該当馬はおらず。中心視していたタイセイビジョンもアーリントンCに回るとのこと。「◎」「穴」「危」がいずれも出走せずという、読者の方に申し訳ない結果に...。なかなか3月はじめに想定していた通りには事が進みません。

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厩舎と放牧先の相性では、9オーロラフラッシュ、12アブソルティスモが断然。↓画像では「赤で囲った部分」が

藤沢和雄厩舎×ミホ分場のオーロラフラッシュはルメール騎手が鞍上です。ただ、JRDBの能力指数IDMは52と決して高くはありません。ブランド力から過剰に人気している印象で、馬券的には評価を一つ下げて考えたいところ。

無題2

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5ペールエールは、朝日杯FSぶりの実戦。骨折明けとなりますが馬名左の矢印が上向いているように追切は動いています。「赤☆」や「激」のマークが入っているように配当的な妙味もアリ。狙うのであればこちらからか。

無題3

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2カリオストロはフィリーズR時の誌面で軽視した1頭。「同舞台で2戦2勝と適性は抜群。ただし、加用厩舎×アカデミーの組み合わせで、約3か月ぶりという臨戦過程がどうか。先行馬有利の馬場なら。」と記したように、休み明けよりも叩き2走目が魅力的。

無題4

赤囲みのように、加用厩舎は芝コースにおいて「放牧明け初戦」では3着内率12%、複勝回収率51%。これが今回の叩き2走目になると3着内率18%、複勝回収率89%に上昇。つまり、放牧明け初戦で走らなかった馬が人気を落とし、穴をあけているということ。

今回のカリオストロはそのパターン通りのなので押さえておきたい1頭。

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