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競馬雑記帳 2023/10/26

JRDB永野です。

菊花賞はルメール騎手の見事な手綱でドゥレッツアが春のタイトルホースを寄せ付けずに快勝。秋華賞に続きドゥラメンテ産駒の載冠に。
つくづく5世代のみを残して9歳での早世は悔やまれる。

先日種牡馬入りした昨年のチャンピオンズC勝ちのジュンライトボルト。ドゥラメンテと同じキングカメハメハの産駒で、母系が同じ。ドゥラメンテは祖母がエアグルーヴで母父がサンデーサーレンス。対してジュンライトボルトの母系はそこからひと世代進んで、曾祖母がエアグルーヴで母父父がサンデーサイレンス。産駒が爆発的に走っているドゥラメンテの代替的な期待が大きいのだろうが、来年からの種付けで産駒が競走年齢に達するのが2027年の夏。常に新しいものをも求める生産界で生き残れるか。

先週に2024年度の開催日割が発表に。注目は阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事により桜花賞の開催を最後に年内の開催は他場への振替に。
当然、宝塚記念も振替で京都競馬場での開催に。宝塚記念が京都で行われるのは2006年にディープインパクトが勝った時以来。この時は芝外回りコース設置による馬場改修によるもの。その前は1995年で阪神淡路大震災の復興支援競走として行われてダンツシアトルが勝ったが、ライスシャワーが淀のターフに散ったレースとして記憶されているかも。
その前が、現在の阪神競馬場のスタンドへの建て替えでの京都への代替。メジロライアン、マジロマックイーンのワンツーフィニッシュで、30年以上前にも拘わらず当時の鞍上の横山典騎手と武豊騎手が今も現役バリバリで騎乗しているのが凄い。

余談だが、メジロライアンが勝った宝塚記念の日、レース終了に芝の馬場開放があったのだが、スタンドからウイナーズサークルを経由して馬場に出るのだが、2メートルあるかないかの入口に観衆が殺到。一歩間違えば大惨事になりかねなかったのを覚えている。

さて今週は天皇賞。天皇陛下の行幸もあり競馬場入場の際の手荷物検査が実施されるそう。
現場観戦の方、疑われることのないように。

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