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競馬雑記帳 2024/02/01

JRDB永野です。

美浦トレセンの坂路コースのリニューアルオープンから4ヶ月。
これまで、東西の格差の一因として坂路コースの違いが挙げられていたが、リニューアルの美浦の坂路は栗東の坂路に勝るとも劣らない設備に。これで関東馬の底上げも期待される。
では、実際は東西の差は詰まったのか。

日経新春杯をこの2月で定年の中野師の管理するブローザホーンが勝ったり、先週の3歳未勝利戦では関東遠征の最低人気の馬が3着に入って9頭立てながら複勝3600円と関東馬が京都で頑張っているイメージがあるが、実際の所はどうなのか。

関西の主場(昨年は中京、今年は京都)と小倉での関東馬の1月の成績を、昨年と今年で比べてみると、以下の通り。

昨年の1月の関西主場は中京で若干の地理的な要因で関東にとって遠征しやすかったのか、出走数、成績ともに昨年の方が上位。
小倉では出走は微増も、成績は勝ちクラはひとつ増やしているが、馬券圏内の成績となると下降。
アウェイでの成績はイマイチだが、ホームの中山・東京での関西馬を迎え撃って成績はいいうと、以下の通り。

若干ではあるが、関西馬は連対率、複勝を下げている。ということは関東馬がその分馬券対象となっているということ。

4ヶ月で、まだ試行錯誤の段階かもしれないが、脚元からジワジワと効果が出始めているのか。
昨年はGⅠの勝ち数は関東が関西を久々に上回った。調教師などスタッフのモチベーションが上がった所に設備が整えば、関東と関西の差が縮まるは早いかも知れない。

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