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競馬雑記帳 2024/02/15

JRDB永野です。

馬産地は出産、種付けのシーズンに。
社台・イーストスタッド・優駿の各スタリオンステーションに繋用されている種牡馬の今年の種付け料も発表されている。
最高は昨年の1000万円から倍増のキタサンブラックと、世界トップの看板を引っ提げて種牡馬入りのイクイノックス父子の2000万円。
1500万円で続くのが、1月に産駒が重賞4勝を挙げたエピファネイア、三冠馬コントレイル、初年後の現3歳世代が活躍したスワーヴリチャードの3頭。スワーヴリチャードは昨年の200万円から大きく評価を上げた。この上位5頭もエピファネイアを除いてはすでに満口だとか。
1000万円を超えるのは全て社台SSに繋用の種牡馬で、イーストスタッドの最高はホッコータルマエの300万円、優駿SSがシルバーステートとヘニーヒューズの500万円。

産駒の成績によって評価が大きく変る種牡馬の世界。
その系統を残していくのも大変。
ディープインパクトの産駒は54頭が種牡馬となっているが、今シーズンに社台SSで繋用されるは、キズナ、コントレイル、ダノンキングリーの3頭だけ。昨年まではミッキーアイル、サトノダイヤモンドも繋用されていたが今年から優駿SSに移動。良血の牝馬の集まる社台SSを離れるということは、それだけ産駒の質が落ちることになる。

ディープの初期の産駒のキズナが種牡馬としても成功はしているが、走る産駒は牝馬に多く、後継種牡馬となるような馬は出ていない。
ディープインパクト系の存続はコントレイルに懸っていそう。

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