競馬雑記帳

競馬雑記帳 2020/2/19

JRDB永野昌治です。

少し前だが、元騎手で元調教師の郷原洋行氏が亡くなられた。

一般紙の朝日新聞の訃報欄も割と大きな扱いだったので、さすがダービー2勝騎手だけのことはあると思って、この欄のネタに使おうを思っていたら、某競馬週刊誌の記事で取り上げられていた。書いていたのは朝日新聞の記者さんで、訃報の扱いが大きかったのも納得。

その郷原元騎手は、80年に関西馬のオペックホースでダービーを制しているが、その前年に通算1000勝と全国リーディングを記録。その時の年間の勝ちクラは64勝(昨年だとリーディング15位の数字)。
当時は競馬学校開設以前で馬事公苑での教育はあったものの、騎手は厩舎は育てる時代で、騎手と所属厩舎やその一門の繋がりが強かったことを知らされる。

郷原元騎手といえば、子息の郷原洋司元騎手と同時期に騎乗している。
最近では岩田父子や横山父子、木幡父子は同時期に騎乗しているが、親子ともに騎手という組み合わせは多いが、幼少期に父が落馬負傷した福永騎手はもちろん、武豊騎手にしても魔術師といわれた武邦彦騎手とは同じ時期には騎乗していない。私の知っている75年頃以降の競馬では、郷原父子が最初だったと記憶している。


今週はGⅠフェブラリーSを含めて重賞が4クラ。

土曜の東京ではダイヤモンドSが行われる。

今年で70回目だが、1回から14回までは中山の2600m(東京で開催の第7回は2500m)で行われ、以降は途中で中山から東京に替わったが3200mで争われていた。それが、2004年の第54回から3400mに。毎年1回東京と施行時期に変更がないのに距離の変更される重賞は珍しいが、これは、前年に東京競馬場の改修があり、スタート地点の関係で3200mの距離設定がなくなった為。

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