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競馬雑記帳 2023/06/15

JRDB永野です。

先週で約2ヶ月の短期免許の終了したレーン騎手。
期間中はダービーを始め35勝の荒稼ぎ。
2歳新馬戦では5戦5勝で、年間の短期免許期間は3ヶ月なので、秋に向けての種まきとも思われたが、この2ヶ月での制裁点が30点を超えて、向う一年間は短期免許取得は欠格に。しかも免許期間は3ヶ月が2ヶ月に短縮される。次に日本国内でレーン騎手の騎乗が見られるのが来年の秋以降になるか。

レーン騎手の今回の短期免許期間での制裁は戒告も含めて9件。そのうち、ムチの使用に関するもが6件を占めている。
先週土曜の4レースでは、過怠金10万円の制裁を受けており、これが制裁点超過のダメ押しになったと思われる。

今年に入って、鞭の使用の厳格化がハンパない。
今回のレーン騎手のような、鞭の使用により10万円の過怠金というのは、2021年は2件、2022年は1件に過ぎなかったが、今年は既に16件。
騎手と裁定委員との認識にズレがあるのかもしれない。

レーン騎手の勇姿は暫くは海外競馬に限定されるが、豪州の競馬や、サウジやドバイの国際競走、場合によっては香港はアメリカのブリーダーズCでレーン騎手に依頼というのも十分考えられる。

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