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地方の名手の手綱捌き

JRDB永野です。

コロナの影響は、中央と地方の交流にも及んでいたが、3月から漸くコロナ前と同じに戻った。
それまでは、□地の馬で参戦する騎手は該当レースにしか騎乗出来なかったが、□指のレースで中央の馬に騎乗することも可能に。

嘗ては、この制度で石崎騎手、安藤勝騎手、岩田康騎手が勝ちまくっていたが、柴山騎手の中央移籍くらいを境にして地方騎手の積極的な□指のレースへの騎乗はみられなくなっていた。

それが今週、土曜阪神では兵庫の吉村騎手が8クラ、日曜中京では南関東の森泰斗騎手が9クラに騎乗。
福永騎手の引退、短期免許の外国人騎手の不在、多頭数での3場開催などの要因の重なってのことだろうが、ここで結果が出れば、それぞれに騎乗依頼仲介者もいることだし、中央側から積極的に働きかけがあるかも。

阪神の最終レースで吉村騎手の騎乗するキミコソシャチョウは、過去連対時の鞍上が笹川騎手、岡部誠騎手、ムルザバエフ騎手と地方と短期免許の外国人騎手。レース振りも先行してのもので積極策ならクラス慣れの見込める昇級3戦目でチャンスがあるかも。

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