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飛躍のきっかけに

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JRDB永野昌治です。

水曜に船橋で行われた交流重賞の日本テレビ盃。
三浦騎手騎乗のロードブレスが、JRA所属馬では1番支持が低かったにも拘わらず2着に2馬身差をつけての快勝。

この勝利は三浦騎手自身にとって、大きいのではないか。

三浦騎手といえば、デビュー当日の初勝利が特別戦、その年に91勝を挙げる武豊騎手の記録を上回る活躍振り。

しかし大きな怪我などもあり、昨年に年間100勝を挙げるまで、デビューの年が自身のキャリアハイとなっていた。

今年は開幕日に落馬で戦列を離れることになり、3月初めまで2ヶ月間騎乗出来なかったが、先週終了時点で54勝と関東リーディングの3位まで巻き返している。

すでに通算で800勝を超えている三浦騎手だが、未だJRAのGⅠは勝てていない。というより、2013年以降毎年重賞を勝ってはいるものの、判で押したように毎年1勝ずつ。
そこで思うのは、やはりトップジョッキーとして結果を残す為には、関西の調教師とのパイプが必要になってくる。
今年の三浦騎手の勝ちクラの内訳は関東馬で47勝に対して関西馬は7勝。騎乗数も関東馬の方が圧倒的に多い。

しかし、関西で騎乗依頼している調教師は、矢作師や友道師などリーディング上位のトレーナー。今年これまでJRAの重賞勝ちも、安田隆師管理のダノンスマッシュでのセントウルS。

日本テレビ盃を関西馬のロードブレスで勝ったことは、今まで以上に関西の調教師にアピールになるだろうし、騎乗依頼した奥村豊調教師にとっても連続騎乗が正解だったと思わせただろう。

セントウルS勝ちのダノンスマッシュはスプリンターズSでは川田騎手に乗り替りになってしまったが、替わってクリノガウディーの騎乗依頼が。クリノガウディーは賞金順では除外の対象だったが、高松宮記念の1位入線のレイティングで出走可能とツキがあるだけに、三浦騎手もこのツキに巧く乗れば、関西馬の騎乗依頼も増えて更なる飛躍に繋がるかも。

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