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競馬雑記帳 2024/01/05

JRDB永野です。

年が改まると話題になるのが、JRA賞。
騎手や調教師は、勝ち数や勝率など数字で出るので異論を挟む余地がないが、記者の投票による、各部門の馬の選出は時として意見が分かれることも。

2023年の各部門は、
年度代表馬の、イクイノックス、最優秀3歳牝馬のリバティアイランドは異論のない所で、他の馬に投票するのは、記者としての資質を問われることに。

以下は個人的な予想。

最優秀3歳牡馬はダービー馬で皐月賞、菊花賞ともに2着のタスティエーラが妥当。
最優秀2歳牡馬もGⅠ馬はジャンタルマンタルだけなのでスンナリと選出されそう。

その他の部門は意見が分かれそう。
最優秀古馬牝馬は、スターズオンアースが有力だが、2023年は勝ちクラはなし。ならばGⅠを2勝しているソングラインの名が挙がるが、スプリント路線の傑出した馬がいないので、マイルGⅠ2勝のこの馬が最優秀スプリンターに選出の可能性があるのでダブル受賞というのがあるのか。

最優秀ダートホースは、JRAのGⅠを2勝したレモンポップで順当だろうが、海外で活躍のウシュバテソーロがどれだけ票を集めるか。

最優秀障害馬は、4連勝で中山大障害を勝ったマイネルグロンが印象も強いので、多くの票を集めそう。

注目は最優秀2歳牝馬。これまでは、阪神JFの勝ち馬が選出されるパターン。1991年に2歳牝馬(当時は3歳)のGⅠが創設されて以来、例外なくその勝馬が最優秀2歳牝馬に選出されてきた。2023年もアスコリピチェーノが無傷の3連勝で阪神JFを勝ったので、異論はないはず、だったが、暮れのホープフルSの結果が一石を投じることに。牝馬のレガレイラが牡馬をなで斬りで勝ち時計はレースレコード。レース直後には皐月賞は向かうという選択肢もあることが報じられた。

阪神JFの勝ち馬イコール2歳牝馬チャンピオンという保守的は思考が、ニューヒロインとして牡馬を負かしたレガレイアを評価するのか。記者さんの選択が興味深い。

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