7/2(日)の競馬 CBC賞の予想 ~展開重視で…~
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◆概要◆
能力的にはマッドクールとエイシンスポッターの差はあまりないと見ている。したがって、マッドクールが押し切るか、エイシンスポッターが差し切るかはレース展開によって変わってくるか。
肝心のレース展開は、超ハイペースにはならないと予想(理由は後述)。そのため、マッドクールにとっては有利な形になるか。
上記2頭以外で評価しているのはスマートクラージュ。前走時にハミをリングハミに戻して折り合い面の不安が解消されていた。また、中京芝1200mが適条件のサンライズオネストもこのメンバーならチャンスあり。
どちらに転ぶか分からないトゥラヴェスーラは押さえ評価。実績面では十分だが、突き抜ける脚を使ってくれるかが微妙なところ。
逃げた時のテイエムスパーダが怖いが、ここまで手が回らず。
ちなみに…マッドクール(Mad Cool)はマドリードで開催される音楽フェスのこと。開催時期は通例7月上旬、ドンピシャだ(何が)
◎⑧マッドクール
○③エイシンスポッター
▲⑥スマートクラージュ
注⑫サンライズオネスト
△⑨トゥラヴェスーラ
◆以下本文◆
同じ4歳馬で、1200mに路線を移してからは大きく崩れていないマッドクールとエイシンスポッター。前者は優れたダッシュ力を活かした先行馬であることに対し、後者は後方で構えて直線一気の競馬を敢行する追い込み馬。似ているようで似ていない、そんな2頭のせめぎ合いとなりそうな今年のCBC賞。
現状の能力差はほぼない。となると、カギになるのは展開か。結論から述べると、ズブズブに差しが決まるような超ハイペースにはならないと見ている。
脚質上では「逃げ」になっているのはジャスパークローネ1頭。同馬は函館SS(6/11)に出走した後、青函S(6/24)に出走する予定だった。ただ賞金不足で出走が叶わず、栗東に戻ってこのレースに参戦してきた形。追い切りでは好タイムを出していたが、過酷なローテーションの分、力を発揮できないのではないか。と見ている。となると、同馬がいつものように速いペースで逃げられるかに疑問が残る。
昨年逃げ切ったテイエムスパーダは、今年も逃げてくれるかは分からず、近走のレース内容的に逃げたとしても超ハイペースにはならないと予想。
したがって、超がつかないほどのハイペース、あるいはミドルペースとなり、前で運ぶであろうマッドクールにとってアドバンテージとなる展開になるのでは?と思う。故にマッドクールを1番手評価したい。
なお、馬場状態については現時点では読めない。日曜日の中京競馬場の天気は晴れ予報で、通説通りであれば内側から乾く。そうなれば内前有利のコンディションとなり先行馬を狙えばOKとの結論に至るが、乾くスピードが読めないため、この要素を前日予想に使うのは信頼性を欠く。
スマートクラージュは「ノーマルハミ」から「リングハミ」に戻したことで折り合い面が改善。揉まれ弱い面があるという不安が抱えているものの、スムーズに先行できれば残せる持久力はある。
昨年のセントウルSで3着に善戦したサンライズオネスト。近走はやや安定感を欠いた成績だが、復調気配が漂っている。その理由として挙げられるのが前走時のパドック。これまでは後肢の踏み込みが甘い面があったのだが、前走時はそれが解消。上がり勝負に対応できず8着に敗れたが、決して悲観するような内容ではなかった。適条件である中京芝1200mなら巻き返せるか。
扱いが難しいのがトゥラヴェスーラ。6歳時に淀短距離Sを制してからは、常に古馬一線級のスプリンターが集う重賞に出走してきた。堅実に末脚を伸ばしてこれるため、大敗したレースはない(前走は詰まっていたので参考外)。だが、堅実すぎるという点が気になる。差し切れず2、3着が限界と予想しているが、彼がそれを上回ってくるか?
そこに着目するのも、このレースを見るうえで楽しみな要素ではある。
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