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競馬雑記帳 2023/05/18

JRDB永野です。

先週土曜の京都5レースの3歳未勝利戦で最低人気のニホンピロパークスが2着に入り複勝の払い戻しは18020円で、これはJRA歴代1位。
馬券の種類に拘わらず、最高配当は多頭数での人気薄というのが一般的。
実際、今回ニホンピロパークスが更新するまでは、1位から3位、5位から8位までが16頭だて、4位が15頭だてと多頭数のレースでの人気薄。
今回11頭だてでこの払戻しになったのは、単勝でも1.6倍と人気を集めていたスイープアワーズが、複勝では70.9%と票を集めて馬券に絡めなかったこと。

このところ複勝のプラス10狙いで爆死というケースが目立つ。土曜東京の4レースもそんなレース。複勝の支持77.4%のテンペストが飛んで、勝った3番人気の馬は単勝が1070円で複勝は790円。単勝3.8倍だった2番人気の馬は2着になったが、複勝の払戻しは360円と、単勝オッズはさほど変らない額に。

それにしても、今回の複勝払戻し歴代1位のレース。3着までに来る1頭を当てた複勝よりも、2頭的中させたワイドの方が払い戻しの方が安いという理不尽な結果も。

今週のオークス、来週のダービーと現3歳世代の総決算が終れば、その翌週からは2歳戦がスタート。
今年の2歳が初年度産駒の新種牡馬は、海外からの輸入馬も強力だが、目玉はダービー馬のレイデオロか。
キンカメの後継馬としては、ロードカナロア、ドゥラメンテが成功を収めているが、レオデオロはロードカナロアと同じく、サンデーの血を持っておらずサンデー血をもつ牝馬との配合しやすく、更に3代母がウインドインハーヘアでディープ産駒やブラックダイド産駒の牝馬との配合ならウインドインハーヘアの4×3のクロスに。
ドゥラメンテが早世しただけに、キンカメの血を残すのはこの馬かも。

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