見出し画像

競馬雑記帳 2022/02/10

JRDB永野です。

先週土曜の中京5レースで1位入線の馬が降着になる事象が発生。
2番手追走から抜け出したハギノモーリスが内にササる状況だったので鞍上が左からムチを入れると、それに過剰に反応して外にヨレ、バンデルオーラとサブライムアンセムの進路を妨害することに。審議の結果、そに事象がなければ被害馬が加害馬に先着できたと判断されて2位入線のサブライムアンセムが1着、3位入線のバンデルオーラが2着に。
直線での脚色は確かに外から伸びて来ていたサブライムアンセムが勝っていたが、サブライムアンセムとバンデルオーラのゴールでの差はクビ。被害の度合いは明らかにバンデルオーラの方が大きかった。
そこまでを踏まえての着順の確定かを知りたい。
もし、そうなら、その旨はアナウンスするべきではないのか。
でないと、バンデルオーラの単勝や頭にした馬券を持っていたファンはモヤモヤが残ったままになる。


競馬サークルの人的年度替わりは3月の始め。
今年も新規開業の調教師や新人騎手がデビューする。

今年の新人騎手は、変りダネの小牧加矢太騎手を含めて10人。競馬学校出身の騎手が9人というのは、平成19年の浜中騎手ら23期生以来の大人数。

昨年デビューの37期生は8人。美浦がふたりに栗東が6人とややバランスが悪かったが、今年デビューの9人は美浦4人、栗東5人とバランスよく分かれた。
昨年デビュー組は8人のうち、6人が競馬サークル出身者だったが、皮肉にも東西の勝ち頭はともに非競馬サークル出身者。

今年は障害専門の小牧騎手を含めて10人のうち半数が競馬サークルの出身者。さてどうなるか。

デビューを迎えるひとり角田大河騎手は、父がダービージョッキーの角田調教師、兄が昨年騎手デビューの角田大和騎手で、現役では8組目となる兄弟ジョッキーに。兄は父の厩舎に所属だが、こちらは石橋厩舎の所属に。兄弟対決も見物かも。
ただ、現在角田大和騎手のJRDBの新聞表記は角田大。弟もアタマからの3文字表記だと同じ角田大になるので、3月以降は角田和と角田河で区別の予定。

現役3組目の父子騎手となる小牧親子だが、こちらは平地と障害と異なった免許なので父子対決は実現しない。

同じくして発表された、既存の騎手・調教師の免許更新では、リーディング上位の騎手は平地免許のみが多いなか、今年も福永騎手は障害の免許も更新。
恐らく障害戦には騎乗する機会はないであろが、何か意図があっての免許更新か伺ってみたい気がする。

画像1

画像2


いつもサポート(投げ銭)していただき、ありがとうございます。 おかげさまで、とても励みになります。