競馬雑記帳 2021/10/07
JRDB永野です。
先週のスプリンターズステークスは出走全16頭全てが関西馬。
関東としては馬場を貸しただけだった。
3歳以上の現役馬の東西の在籍数は、
美浦 栗東
オープン 198 412
3勝クラス 244 335
2勝クラス 501 566
1勝クラス 1006 1023
美浦のオープン馬は栗東の半数以下、3勝クラスも7割程度しかいない。
リーディングを見ると、トップ10に、手塚、国枝、堀厩舎の名前があるが、トップ20のうち美浦の厩舎は5厩舎だけ。
逆に下位の今年6勝以下の厩舎38厩舎の内、美浦の厩舎が33厩舎と大半を占める。
先週終了時点で今年の東西の勝ちクラは、
美浦所属 1096勝
栗東所属 1528勝
と、大きな開きが。
東西の主場の未勝利戦と1勝クラスは自ブロック制が引かれているが、フルゲートに満たない場合は他ブロックへの出走も可能。
特に他地区主場の、未勝利・1勝クラスへの参戦は栗東の調教師は積極的。
今年は先週(10/)まで、関東主場平地の、未勝利戦への関西馬の参戦はのべ46頭で7勝、1勝クラスへ参戦はのべ139頭で11勝を挙げている。
自ブロック制のない北海道や裏開催では関西馬が優位なので、厩舎別の成績を比べるとこれだけの差が付いてしまう。
今週からは、新潟・福島で裏開催が始まるので、美浦の馬がそちらに回れば東京開催の未勝利戦や1勝クラスで関東だけではフルゲート割れになり関西馬がそこを狙ってくるという図式。
昨年の秋の東京開催での平地未勝利戦では関西馬は【3-4-2-9】と3着内率は50%。
2歳戦だけに頭数が揃わないことも多く、関西の調教師は虎視淡々と狙っている。
予想の第一段階は関東の主場で関西馬をチェックすることから。
出走表等は、JRA発表のものをご確認ください
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