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競馬雑記帳 2023/07/20

JRDB永野です。

先週の月・火に行われたセレクトセール。売却の頭数、総額、売却率などいずれも過去最高を記録する盛況振りだったとか。

現在は技術調教師という立場の福永師には、コントレイルの初年度産駒をノースヒルズの前田オーナーが5億超で競り落として開業祝いにという景気の良い話も。

セレクトセールで恒例になりつつあるのが、サイバーエージントの藤田晋氏による”爆買い”
今年は二日間で16頭、金額では25億円超えのお買いあげ。
ただ、高額馬は走る確率は高いだろうが、必ず走るとは限らない。
藤田オーナーがセレクトセールへの参戦は今年で3年目。2021年の1歳セッションでは12頭を計17億円近い金額で購入。現3歳馬だが、12頭全頭がデビューには漕ぎ着けているが、現在勝ちあがっているのは7頭で、2勝を挙げているチャンスザローゼスが出世頭。3億3千万円だったロードカナロア産駒のリプレゼントは2戦してともに着外で賞金を稼げないまま、先日登録抹消になっている。

まあ、競馬ファンの間でこれだけ名前が挙がれば、藤田氏自身が”ウマ娘”の広告媒体と考えれば安上がりなのか。

その”ウマ娘”キャクターを見てみると、権利許諾の関係で、ディープやキンカメといった金子氏の所有馬と、例外としてネオユニバースの名前はあるが、アーモンアイやオルフェーヴルといった社台・ノーザン系のクラブ馬主の競走馬は登場しない。

社台・ノーザングループにとっては、こだけのお得意様でも、そこは線引きが存在するよう。

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