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競馬雑記帳 2021/06/17

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JRDB永野です。

2019年生まれの馬達の新馬戦がスタートして2週。来年のクラシック候補探しは始まっている。

キャロットFの所有馬がロケットスタートで、6頭の出走で3勝を挙げているが、逆に例年早い時期から新馬を使ってくる、マイネル軍団はデビューは2頭だけ。

個人的にそれ以上に気になるがミルファームの馬の動向。
現在2歳馬の登録は30で20頭が在厩、既にデビューしたのは3頭。

ミルファームはここ数年、夏の新潟の直線1000Mの未勝利戦に多頭数出しが恒例。
夏の新潟の2歳未勝利の芝1000M戦は2クラが基本だが、特に最初の方のレースに多頭出しが目立つ。
昨年は16頭立てで12頭がミルファームの馬だった。
白に赤格子、赤袖の勝負服が多数、1キロ先から向かってくる様子は実況泣かせ。
次回の福島開催は3週だが、うち5日は芝1200M戦の新馬が組まれており、そこでデビューして、8月1日の芝直線1000Mの2歳未勝利戦に集結することを期待したい。
実況アナ泣かせのレースとなるか。

新馬戦が始まれば話題のひとつがJRA育成馬の存在。
今年もブリーズアップセール上場馬73頭は完売。
既に2週で12頭がデビューしているように仕上がりははやい。

しかし、今の所馬券対象になった馬はいない。
牡・牝それぞれの最高額の馬がデビューしていながらの数字である。

昨年のブリーズアップセール出身の馬は75頭。
うち5頭はJRAの馬名登録はなく、そのうち4頭は地方競馬でデビュー。

JRAで馬名登録された70頭の内、69頭はデビューしたが、勝ち上ったったのは現在14頭。
出世頭は九州産ながらフィリーズレビューなど重賞2着のあるヨカヨカ
1122万円の落札価格で、現在まで稼いだ賞金は8240万円で十分に元は取れている。
しかし、これば極少数で、現3歳のブリーズアップセール出身馬で、落札価格以上の賞金を稼いでいるのは4頭だけ。

当歳馬や1歳馬をセリで購入した場合を考えると、年単位の預託料が浮く2歳馬のセリだが、アタリを引くのも難しい。

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