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競馬雑記帳 2021/4/14



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JRDB永野です。


桜花賞はソダシが無敗のまま載冠。

無敗の桜花賞馬は昨年のデアリングタクトに続くものだが、5戦無敗での桜花賞馬は1990年のアグネスフローラ以来。
阪神JFの際は、腹帯だけ黒かったが、桜花賞ではその腹帯も含めて、メンコ・頭絡・手綱も白で統一。
翌日の朝の情報番組でも話題になっていたが、ルックスでも人気が出てぬいぐるみも完売だとか。

気になるのはこのあとの路線。
自信は2歳時に1800Mの札幌2歳ステークスを勝っているが、父がクロフネというのがポイントか。
クロフネ産駒の平地GⅠはこれまで9勝だが、1200Mが3勝とマイルが6勝。
重賞勝ちもソダシの札幌2歳Sなどの1800M戦が最長で、2000M以上の距離の重賞は勝っていない。
オークスへ向かうとすれば、距離の壁が立ちはだかることに。

それにしても1.31.1の勝ち時計にはビックリ。
従来の桜花賞レコードはグランアレグリアの1.32.7だったが、これを1.6秒も更新のみならず、阪神の芝1600Mのレコードを0.8秒も更新するもの。

前日の阪神牝馬Sの勝ち時計がレコードに0.1秒の時計、当日の忘れな草賞がレースとして初めて2分を切って1.58.0で決着していたので、速い時計は予想できたが、それにしてもである。

今の阪神に馬場がどれだけ速いかは、土曜の難波Sの上がり時計からも見てとれる。
3着に入ったこまのコマノウインクルの上がり3Fは31.9秒。
過去に上がりが32秒を切るのは殆どが新潟の直線1000M戦で、たまに新潟の外回りの2000M戦で記録されるくらい。上がり3Fがまるまる直線ではないコースでは2015年のマイラーズCでディアデラマドレが31.9秒を記録。この時はCコースだったので直線は398.7M。先日のコマノウインクルは阪神Bコースの直線478.3Mでの記録となる。

2月の半ばから続くロングラン開催。時期的に芝の育成状況が良いとはいえ、雨の中での開催があってこの状況。
天皇賞まで残り3週の開催だが、高速馬場の傾向は続きそう。

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