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競馬雑記帳 2023/10/05

JRDB永野です。

先週の阪神開催の最終レースを勝ったマイネルプロンプトはセン馬の11歳。JRAの平地レース勝ちの最高齢を更新したらしい。11歳といえば同期のダービー馬がドゥラメンテ。キタサンブラックも同期で産駒の活躍も目覚しいが、この馬は競走馬として頑張っている。2歳の夏の札幌でデビューして新馬戦こそ2着だったが、その後10戦した未勝利戦では勝てず、園田へ移籍。この時点でオーナーがラフィアンから他に移って去勢もしている。園田で3戦3勝で4歳春に栗東の坂口正則厩舎に転入、この時点で再度オーナーが変更。夏の北海道開催で4戦して札幌でJRAの初勝利を記録。その後2勝クラスを2戦使うも頭打ちとみるや障害に転向。障害が3戦目で勝ちあがって、このタイミングでオーナーは現在の岡田壮史氏へ。重賞勝ちこそないが、障害では計4勝を挙げ、中山グランドジャンプでは、単勝1.1倍のオジュウチョウサンの3着になったことも。10歳の暮れまで障害を走っていたが、再度平地に転向。ダートの短い距離を中心に使われていたが、高齢ということもあり、一度単勝91.4倍ということがあったが、それ以外の5戦は全て単勝万馬券という低人気。それが今回単勝42.2倍での激走。激戦のダート短距離路線、3勝クラスの上がれば平場の競走がなく今回のように減量が利かないだけに苦戦になるか。父のマツリダゴッホは21歳を迎える来年の春には種付けをせず種牡馬を引退。その2世代目の産駒だった、マイネルプロンプトがどこまで頑張るか。
ガンバレ!高齢馬

スプリンターズSはママコチャが重賞初制覇をGⅠで決め、姉ソダシとGⅠ姉妹となったが、残念ながらその日に姉が現役引退を発表。
ママコチャのスプリンターズS勝ちで、クロフネ産駒は19年連続の重賞勝ち。これはパーソロンの記録に並ぶものらしい。ママコチャらの現4歳が最後の世代で現役馬もそう多くはないが、パーソロンの記録を超えられるか。
クロフネは新馬戦から知っているが、知らぬ間にそんなに時間が経っていたんだ。年をとるはず。

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