競馬雑記帳 2021/4/22
JRDB永野です。
桜花賞2着だったサトノレイナスの次走はダービーらしい。
牝馬のダービー出走は2014年のレッドリヴィエール以来で、勝てば2004年のウオッカ以来となる。
この3頭の共通点は桜花賞2着。
桜花賞直後にサトノレイナスの陣営が次走を明言しなかったのは、皐月賞の内容待ちだったのかも。
アドマイヤハダルに騎乗して皐月賞4着だったルメール騎手の意見も反映されているとか。
皐月賞の内容から、ルメール騎手のアタマの中には、もうダービーのレースプランがあるのかも。
アパパネ・アーモンドアイの2頭の三冠牝馬や中山巧者のマツリダゴッホを育ててGⅠレース19勝の国枝師だが、牡馬のクラシックとは無縁。
ダービーはこれまで7頭出走させて最高はコズミックフォースの3着。
皐月賞も7頭出走させカミノタサハラの4着が最高。菊花賞も7頭出走でこちらの最高はサトノフラッグの3着。
余談だが、国枝師はこれまでダートのGⅠに一度も管理馬を出走させていないのはチョット驚き。
そんな国枝師だが現在66歳で2026年2月には定年を迎える。ダービーに管理馬を出走させることができるのも今年を含めて5回。
師としては十分な勝算と自身の夢があっての出走かもしれない。
古馬の芝路線では牝馬が席巻しているが、3歳の三冠路線は牡牝が分かれているので牝馬が強いというイメージにならないが実際は牡牝の差はないかも。
アーモンドアイやカレンブーケドールといった強い牝馬を育てるトップランナーの判断の成否がわかるのは5月の最終週。
サトノレイナスのダービー出走により、ルメール騎手はオークスでは同じ国枝厩舎のアカイトリノムスメに騎乗。
このあたりの騎手の手配にも抜かりがない。
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