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GⅠ戦での乗り替わりは。

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JRDB永野です。

今週から秋のGⅠ戦線の後半戦。
勿論、エンディングは有馬記念だが、一番盛り上がるのはジャパンCかも。

サートゥルナーリアのジャパンCでの鞍上が池添騎手と発表された時点で、アーモンドアイの参戦濃厚と思っていたが、マスコミにも「ジャパンCで引退」という風に発表された。これで、今年の牡牝の無敗三冠馬二頭との最初で最後の対決ということに。

以前にも少し触れたが、GⅠ戦線での鞍上ルメール騎手争奪戦が凄い。

来週のマイルCSでは、前走でルメール騎手が手綱を執った馬が三頭、そのうちルメール騎手がスプリンターズS勝ちのグランアレグリアに騎乗。サリオスはデムーロ騎手に、その玉突きでラウダシオンには武豊騎手。前走ルメール騎手だったレシステンシアは北村友騎手の元に戻ってきた。

そこで、2018年以降、先日の天皇賞・秋までのGⅠで、前走がルメール騎手だった馬の今回の騎手別成績を調べてみた。(2018年のJBC競走のスプリントのグレイスフルリーフとレディースクラシックのクイーンマンボなどは前走が地方交流競走でGGAで簡単に集計が出来ず)

C.ルメール

馬券の対象となった馬は8回。
唯一の勝ちはビュイック騎手によるステルヴィオのマイルCS(18年)で、この時ルメール騎手はモズアスコットで13着。一番人気馬に騎乗で手放した馬に先着されたのはこの時だけ。あと2回、19年の朝日杯と18年のダービーでも手放した馬に先着を許しているが、このときははいずれも6番人気でルメール騎手としては人気薄に騎乗していた。

残り5回のうち、2回は海外遠征などでルメール騎手は騎乗なし、あと3回ではルメール騎手が2勝2着1回で、手放した馬に先着している。

迎えるマイルCSのグランアレグリアは間違いなく人気。ルメール争奪戦に敗れた馬に逆転はあるのか。


その前に今週末はエリザベス女王杯。
このレースには前走でデムーロ騎手が手綱を執った馬が三頭で、デムーロ騎手はラヴズオンリーユーに騎乗。ラックーライラック、リュヌルージュはそれぞれルメール騎手・団野騎手に乗り替わり。
さきほどと同じく、GⅠで前走デムーロ騎手だった馬の今回の騎手別成績は以下の通り。

M.デムーロ


やはりデムーロ騎手に手放されてた馬も成績はよくないが、ルメール騎手への乗り替わりは別格で、19年の皐月賞のサートゥルナーリア、今年の菊花賞のアリストテレスと2回だけだが共に連対。
ということは、ラッキーライラックは有力か。


出走表等は、JRA発表のものをご確認ください

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