競馬雑記帳　2020/4/3

ＪＲＤＢ永野昌治です。

この時期でも上空に強い寒気が流れ込んでいる時に、列島の南岸を低気圧が通過すれば太平洋側でも雪になる。

過去には４月半ばに福島開催が雪で中止になったことも。

先日の日曜も関東圏の雪の予報で、ＪＲＡもギリギリの９時まで中山の馬券の発売を見合わせていたが、ＧＯサイン。
しかし、これが裏目に出て、３レース以降は雪の影響で中止に。

結局は出馬投票のやり直しで火曜日に続行競馬。馬券を発売していなければ月曜に出馬表はそのままで開催をいう可能性も残していたのだが。
ただ、バタバタしたのは新聞際再作成に迫られたマスコミだけか。

しかし、火曜日に中山の続行競馬を開催したのはＪＲＡとしては、メリットも大きかったか。

日曜の中山開催が無くなったために、その分の資金が流れたのか、高松宮記念は前年比100％を超え、阪神・中京ともに日曜の売上は前年比100％を大きく超え、無観客が始まってからのトレンド、前年比85程度が嘘のよう。

それだけではなく、火曜の中山競馬も前年比104％を叩き出している。

【 #マーチＳ 】平日、無観客でも売得金は前年比4・5％アップの31億6398万3300円 https://t.co/t8nT91uy1q #競馬 #keiba #スポーツ報知

— 馬トク_スポーツ報知 (@umatoku_hochi) March 31, 2020

レースがあれば買いたくなる根っからの競馬ファンの多いこと。
加えて、競馬場やＷＩＮＳに人を入れていないだけに、その施設を運営するコストもカットされているだけに、実入りは前年100なんてものではないはず。

クラシックを前に、既に皐月賞の週まで無観客競馬ということが発表されたが、競馬というエンタティメントが行われていることに感謝。