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競馬雑記帳 2020/9/30

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JRDB永野昌治です。

今年の2歳世代は新種牡馬の産駒が好調。
モーリス、ドゥラメンテ、リオンディーズなど、GⅠで走っていたのがつい最近のようなのだが。

内国産の種牡馬が上位を占めるなか、気を吐いているのが英国産のマクフィ。
2010年の英2000ギニーの勝ち馬でその際の鞍上はルメール騎手だった。

2011年に種牡馬入りして、日本では2017年に供用開始。日本軽種馬協会の静内種馬場のでの供用で、現在馬名登録されている2歳馬60頭のうち、大半は中小の牧場の生産馬。

2歳戦はまだダート路線が本格化はしていないが、マクフィ産駒はダート戦で3勝と芝のレース4勝とバランスよく勝ち上がっている。

自身が重馬場のジャックルマロワ賞を勝っており、ダートも苦にしない模様。

現在の生産界ではサンデーサイレンスの血が幅を利かせていることはいうまでもないが、9/27現在でマクフィ産駒で勝ち上がっている馬6頭の母系には全てサンデーの血が入っている。未勝利馬25頭のうち、サンデーの血が入っていない馬は11頭。

マクフィはサンデーの血を引き出す血統として注目しておきたい。




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