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競馬雑記帳 2022/11/24

JRDB永野です。

今週末は第42回のジャパンカップ。

長らく3億円だった1着賞金が今年から4億円に。凱旋門賞など海外の特定のGⅠをその年に勝っている馬には、着順に応じて最高300万米ドルのボーナスも。

また、東京競馬場に検疫用の国際厩舎を設置して、招待馬に帯同する馬がいた場合にレースに出走出来るように、条件クラスにも国際競走を設定。

近年、参戦の少ない外国馬招致に色々と策を講じているが、今年の外国馬の出走は4頭。

それでも招待馬発表の直前まで、今年の凱旋門賞を勝ったアルピニスタが出走に前向きだったように、条件次第では海外の強豪参戦の可能性も出てきた。来年は1着賞金が5億円に増額されることはすでに発表されており、現状の為替レートなら、ボーナスを含めて9億円の賞金を手にする可能性も。

海外でのGⅠ実績によるボーナスは、外国馬だけでなく、日本調教馬にも適応される。今年の出走馬の場合、シャフリヤールがドバイシーマクラシックを勝っているので褒賞の対象で、1着なら200万米ドルのボーナスで、馬券対象にならなくても10万米ドルのボーナス。米ドル建てなので円安が進むほど実入りはよくなる。

今年のダービー馬のドウデュースは来年も海外を視野にという話も、このボーナス制度が影響しているのか。

その対象レースは欧米が中心で、日本馬多く参戦して結果を出している香港が含まれていないのはJRAも考えているのだろう。

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