【北九州記念】
赤)
相変わらず今夏の競馬は難儀なレースが続くなぁ。
先週の小倉記念は~
村)
き、切り替えて北九州記念の話をしましょう!
(本命ファルコニアが6着…)
以下、画像は前日作成分を使用しています。
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■北九州記念
村)
同コースで行われたCBC賞は前例がないほどの高速馬場で行われました。ファストフォースは西村真幸厩舎で坂路で動く馬。そのスピードを武器に、馬場の恩恵もあって格上挑戦で勝ち切ったという形です。
赤)
ん、CBC賞のIDMが62ポイントになってるな。ワシが予想した新聞では65ポイントやったぞ。
村)
お伝えしていなかったですが、リニューアル版の過去走IDMは、村山オリジナルの補正を加えています。(※一部レースはJRDBのものと同様)
ファストフォースの勝ちっぷりは鮮やかでしたが、52キロの斤量でオープン競走で頭打ち感のあるノーワンと0秒5差。高い指数を付けるのは危険と評価しました。
当時とは斤量も馬場も異なるので無印にしたいのですが、62ポイントでも近5走で最高の値なんです。勢いに乗っている馬で厩舎×間隔の評価がAなら、まだ指数を伸ばしてくる可能性も。押さえとします。
赤)
新しいことをやってもらうのはおおいに結構。あとは、その補正が吉と出るか凶と出るかやな。
こっちはジャンダルムに本命を打ったけど、この馬の評価は?
村)
同じく本命はジャンダルムです。
阪急杯の前半3Fタイムが34秒1、春雷Sの前半3Fタイムが33秒5。この2走のパフォーマンスが高く、現状は速い流れに強い短距離馬なのでしょう。
池江厩舎の厩舎評価(芝)が78と少々物足りないものの、57.5キロであれば複軸として信頼できると判断しました。
赤)
たしかに最近は池江厩舎の名前をあんまり聞かないな。
村)
対抗の印はエングレーバーに。最近の中内田厩舎ではダノンファンタジーやグレナディアガーズなどが、短距離質の流れで強い走りをしています。
この馬も心斎橋Sが非常に強かったようにワンペースで走れる条件は良さそう。時計の出るHペース確実の小倉芝1200mでパフォーマンスを上げると予想します。
モズスーパーフレアは放牧明けが抜群とは言えないものの、連戦時よりは休み明けの方が走る馬。昨年の北九州記念(中20週)など、自分の走りができる条件なら56.5キロでも走れます。調教で動いているうちは”買い”でいいでしょう。
アウィルアウェイはペースが流れた時に好走が集中していて、モズスーパーフレアが作る流れを得意としています。小倉1200mの実績もあり、高野厩舎×ノーザンFしがらきにも期待できます。
メイショウキョウジは藤岡健一厩舎×吉澤WEST。小倉は走るので前が止まる展開になったら最後浮上してきても。
◎ジャンダルム○エングレーバー▲モズスーパーフレア△アウィルアウェイ、ファストフォース、メイショウキョウジ
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■札幌記念
ラヴズオンリーユーはいかにも前哨戦と思える調整過程ではあるが、今年に入ってからの充実度は3歳時以上のものがある。この2走は特に強い馬を相手に好走。その実力を素直に信頼して。
ソダシが飛べば3連複は30倍以上確定なので、相手は思い切って広げる。
久々は気になるステイフーリッシュだが、GⅡGⅢでは何度も好走している安定株。内枠なら買わないといけない。
ユーキャンスマイルは友道厩舎の休み明け。
バイオスパークは小回り巧者で叩き2走目。浜田多実雄厩舎はバビットもそうだが、このような条件が得意。
トーラスジェミニの前走は先行して上がりもまとめていた。位置取りの利を活かして。
ペルシアンナイトは放牧明けでは本来の実力を出せないケースが目立つ。それでも、19年札幌記念は中10週で5着。ブラストワンピースとは0秒3差で、3着ワグネリアンとは0秒1差と、強敵を相手にして健闘していた。そして20年もノームコアの2着。時計の掛かるマイルGⅠで好走してきたように、洋芝が合うハービンジャー産駒と考えられる。
ソダシは函館でも札幌でも東京でも阪神でも走れるレースセンスに長けた馬。今回は大外枠とはいえ13頭立て。人気ほどの信頼度はないが、落ち着いて走れればローカル2000mなら距離も大丈夫とみた。
◎ラヴズオンリーユー
△ステイフーリッシュ、ユーキャンスマイル、バイオスパーク、トーラスジェミニ、ペルシアンナイト、ソダシ
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