橋浜保子です。
photo by Rumi Enokida
繋(つなぎ)について説明します。
繋とは、球節(きゅうせつ)と蹄(ひづめの)間の部位です。
繋の長さや角度、柔軟性などにより、距離や馬場状態の適性を推測することができます。
基本的には、前肢の繋で全体的なチェックを行います。
後肢は、脚を着地した時の繋の沈み方を確認すると、ある程度の推進力を把握することができます。
また、半回(反転)(着地した蹄が蹄踵:ていしょう)→蹄尖(ていせん)の順に地面から離れること)動作の様子からも、同様に、距離や馬場状態の適性を知ることができます。
次回から、繋の角度について説明していきます。