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競馬雑記帳 2021/3/11

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JRDB永野です。

先週の競馬で今年の新人騎手がデビュー。
新人騎手が8人というのは、一昨年の7人を超え、近年では2007年の浜中騎手らの9人に次ぐ数字。
特に関西での女性騎手のデビューは2000年の西原玲奈騎手以来で、地上波の夕方のニュースのスポーツコーナーでも取り上げられるほど注目を集めている。

8人のうち5人までが父が騎手(地方競馬含む)という出自。



競馬サークル出身が、割りと大きなアドバンテージになる世界において、今年の新人騎手で初騎乗初勝ちを収めたふたりは競馬サークルとは無縁の家庭で育ったというのも面白い。

今年の新人騎手が恵まれていると感じるのはデビューの週から騎乗依頼仲介者が付いていること。昨年デビューした4人のうち、デビューの週から騎乗依頼仲介者がいたのはふたりだけだった。

逆に不運なのは、コロナの影響で地方交流競走での騎手の騎乗が制限されていて、重賞以外のレースではJRAの騎手が騎乗できないこと。

先日(3/10)姫路で森厩舎の馬が地方交流競走を勝ったが、鞍上は兵庫の吉村騎手。
騎乗制限がなければ、森厩舎からデビューした松本騎手の初勝利は姫路だっかもしれない。

女性騎手を取りあげていた、先のニュース番組では、藤田菜七子騎手が初勝利まで51戦を要したことを挙げて、「焦らずに」的なコメントもあったが、結果を求められるだけに。

特に古川奈騎手は、厩舎の先輩の坂井騎手が現在ドバイ滞在中だが、国内に復帰すれば当然自厩舎の馬を分け合うことになるので、少しでも実績を残しておきたいはず。
今週は3歳の1勝クラスの平場で、朝日杯4着やシンザン記念3着と重賞でも好走歴のあるバスラットレオンに騎乗。相手関係からもチャンスなのだが。

出走表等は、JRA発表のものをご確認ください

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