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競馬雑記帳 2020/11/25

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JRDB永野です。

令和三年度の開催日割と重賞の日程はすでに発表されているが、東西の金杯からダービーデーまでの春季の番組が発表になった。

ご存知の通り先日の開催を最後に京都競馬場は改修工事に入ったので、令和3年度は京都での開催が無く、関西の主場の開催を阪神と中京で担うことに。

年明け最初、京都金杯は中京での開催。
同じ日に組まれているのが、正月の名物レースとして定着している万葉ステークス。
京都競馬場で行われる3000Mの競走は菊花賞と、この万葉Sのみ。
以前は秋の開催で嵐山Sが行われていたが、1999年を最後に消滅。その後4年間はドンカスターHが秋開催にあったが、2000年より菊花賞の時期が前倒しになったこともあり、その条件が変ってしまった。

来年中京で行われる万葉Sは3000Mの距離は変らず。
で、中京でこの距離が行われたことがあったを調べると、1991年のメジロマックイーンの勝った阪神大賞典が3000Mで争われている。(前年1990年の宝塚記念の開催を最後に阪神競馬場が改築工事中)ちなみに、このレースからマックイーンは武豊騎手とコンビを組んでいる。

同じ中京で行われた阪神大賞典でも1994年のレースは2800Mで行われており、中京の3000Mは何か不具合があったのかと勘ぐりたくなるが、その後中京競馬場はコースの改修を行っており、現在芝2800Mの距離設定は存在しない。

いずれにせよ、超久々に行われる条件で、JRDB設立後は初めて。
基準タイムや各種設定に抜かりがないよう準備しなければ。
正月早々トラブルのだけは避けたい。

同じようにレアな条件として行われるが、阪神の3200M戦。春の天皇賞のコースだが、その前に2月最終週の開催の松籟ステークスがこのコースで行われる。例年なら2400Mで行われているレースで、近い距離設定の2600Mではなく、3200Mにしたのは、天皇賞までに一度実際のレースを行っておきたいのだろう。
回りは外から内。本音を言えば長い直線での攻防を見たいが、内から外の回りではスタート直後に3角でコース設定に無理があるので仕方ない。

ビワハヤヒデが勝った天皇賞は阪神で行われているが、古く1994年の話でまだ阪神に外回りコースの無い時代。
内から外での3200M戦は初めて。こういう初モノって武豊騎手が強い印象があるのだが、果して。


出走表等は、JRA発表のものをご確認ください

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