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競馬稼業はつらいよ~調教分析の問題点 ~

調教分析

【問題点】
・各調教で全力で走っているわけではない。
(仕上がっている馬は、強い調教をしないためタイムが出ない)
・時計エラー(坂路自動計測)や、キリ等でタイムが抜ける場合がある。
・多様な調教コースがあり、コース間の差の把握が難しい。
・あまり使われない調教コース、曜日でサンプル数が少なくなる。
・外厩の存在が有り、見えない部分がある。

 このように、データ分析する上で難しい調教データであるが、一般的にデータであまり分析されておらず、上手く使えば有効な武器となるかもしれない。情報分析を併用した上での使用を推奨したい。

【現在の状況】
 過去実績等の他ファクターが少ない「新馬戦」で有効のようである。
 これを元に、既走馬での使い方も研究中である。
 分析ができ次第、順次データ提供、新聞出力する予定である。

次から、主な調教分析のデータを紹介する。

つづく…


日曜11R阪神JF・G1  

◎10番コラソンビート(3着)
 馬体ふっくら見せ順調。
○16番ルシフェル(6着)
 デキ上向く。距離向く。
▲07番アスコリピチェーノ(1着)
 休み明けもきっちり仕上がる。
注06番ステレンボッシュ(2着)
 良い意味での平行線。
△14番サフィラ(4着)
 踏み込み硬いが仕上げ良い。ハミ替え。
▽15番ナナオ(12着)
 展開微妙も行ききれば。
☆03番キャットファイト(10着)
 休み明けもほぼ仕上がる。

結果、*12番がハナに立ち、▽15番は2番手、◎10番が好位後方の外、▲7番は中団馬群の中、☆3番が中団の内、注6番は中団馬群の中、○16番は中団後方の馬群の中から追走。直線、*12番が粘る処を、外から▲7番がつき抜け快勝。注6番は内から渋太く伸びて、2着確保。◎10番はジワジワ伸びて、3着確保。△4番は大外から伸びて来たが、4着まで。

次走 コメント

◎10番は、コース替り、距離延長が影響したか。次走、距離短縮なら、巻き返す。
○16番は、出遅れて後方から、直線、前が壁になる場面もあり、伸び切れず。次走、スンナリなら、巻き返しも。
▲7番は、休み明けもキッチリ仕上がる。立ち回り巧い。次走もそれなりに。
注6番は、良い意味での平行線。使いつつ良くなるタイプかも。距離延長なら、更に。

ではでは グッドラック!

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