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🔸タブレット競馬新聞の使い方(1)-最も重視するべきは馬名赤字馬-

■はじめに何を見るべきか

「まず何を見ればいいの?」という疑問にお答えすべく、活用方法をご紹介します。

今回は、

『まずは「赤」に注目』

『最も重視するべきは馬名赤字馬』

がテーマです。

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タブレット競馬新聞では、成績優秀なデータをすべて赤色で表現しています。つまり、その馬に赤色があればあるほど注目できるというわけです。

ただし、

例えば騎手名ヨコの「騎手ランク」

厩舎名ヨコの「厩舎ランク」「追切指数」「仕上指数」

これらは既存のJRDBデータから引っ張っているものであり、タブレット競馬新聞のウリではありません。赤字にはしていますが、優先度は低いです。2020年の川田騎手が成績優秀なんて、競馬ファンみんなが知ってることですからね。

注目するべきは、画像の青囲み3つ。

2020年10月18日京都7R

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馬名赤字馬、

馬×帰厩○走目、

厩舎×帰厩○走目です!

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■「馬名赤文字」とは・・・

近3年の厩舎×外厩×芝ダ×帰厩何走目の成績が、

A…総数30以上、3着内率30以上、複勝回収率85%以上
B…総数30以上、3着内率20以上、複勝回収率90%以上

この2条件に合致している馬が「馬名赤文字」になります。

つまり、ある程度の好走率が望め、回収率的にも優秀な組み合わせということです。軸馬には最適ですね。

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「馬×帰厩○走目」とは・・・

放牧明け初戦(1段目)
放牧明け2走目(2段目)
放牧明け3走目(3段目)

での着度数と複勝回収率を記載しています。(新馬戦を除く)

つまり、その馬が好走パターンがどうかということ。「放牧明け」で走るのか「放牧後2走目」「放牧後3走目」で走るかが分かります。

有名なところではアーモンドアイクロノジェネシスグランアレグリアは放牧明けで走ります。

デンコウアンジュノーブルマーズあたりは、放牧後一度使ってからの方が成績が上がります。

これを条件戦クラスの馬でも分かるよう、可視化しています。

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「厩舎×帰厩○走目」とは・・・

放牧明け初戦(1段目)
放牧明け2走目(2段目)
放牧明け3走目(3段目)

での、左から「3着内率」「複勝回収率」「総数」を記載しています。(近3年で新馬戦を除く。芝ダ障別)

つまり、その厩舎が「放牧明け」で仕上げるのか「連戦」でコンディションを上げてくるかが分かります。

この欄では、今回の放牧先は関係なく、厩舎全体の成績を表示しています。


この3つから、

「状態良好」で「好走率」&「回収率」が高い馬をピックアップ

するのが、タブレット競馬新聞の最大のウリです!

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そして、馬名赤字馬、馬×帰厩○走目、厩舎×帰厩○走目のうち最も重視するのは、

馬名赤字馬です。


というのも、馬名赤字は先述の通り、好走率が望め、回収率的にも優秀な組み合わせ。しかも、今回の放牧先×帰厩○走目と同じという、「厩舎お得意の調整パターン」に該当しているからです。

タブレット競馬新聞を見る際は、まず馬名赤字馬がそのレースにいるかを探してみてください!


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2020年10月17日東京11R 府中牝馬S

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PDFは↓からダウンロードいただけます。

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このレースは「馬名赤文字」になっているのが④サラキア1頭のみ。

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そして画像右側、「馬×帰厩○走目」の背景が赤く着色されているのが②ダノンファンタジー・③フェアリーポルカ・⑤ラヴズオンリーユーの3頭です。

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②ダノンファンタジー・③フェアリーポルカ・⑤ラヴズオンリーユーの3頭は、今回いずれも放牧明け初戦。つまり、赤背景に該当していることから、過去に放牧明け初戦で好走してきたと分かります。

が、このような際も重視すべきは馬名赤文字馬。しかも該当馬は1頭だけなのでチョイスも簡単ですね!

2020年10月17日サンケイスポーツ(関西版)

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もちろん、府中牝馬Sは上手くいった例の一つに過ぎません。

実際には多くのことを考慮する必要があります。サンスポ記事のように有利な臨戦過程を上に取ることもあります。

①当日は重馬場

②20年春の内容から、ラヴズオンリーユーは状態が不明瞭

③ダノンファンタジーの中内田厩舎は、古馬になってからの放牧効果は強調しづらい

④フェアリーポルカは重馬場でも東京コースは適性的にずれる。

このようなことも考えていました。

ただ、色々とこねくり返すよりも、「馬名赤字馬だから」という理由で選んだ方がスマートで、結果もついてきます。

『まずは「赤」に注目』

『最も重視するべきは馬名赤字馬』

この2点、よろしくお願いします。

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