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競馬雑記帳 2023/06/08

JRDB永野です。

先週から夏競馬。

2021年生まれの馬の最初の新馬戦を制したテラメリアは新種牡馬ブリックスアンドモルタルの産駒。
ブリックスアンドモルタルはアメリカで芝のGⅠを5勝して日本で種牡馬入り。初年度の種付け料が600万円に設定。
初年度から皐月賞馬のジオクリフを出したドレフォンの初年度の種付け料が300万円、昨年の2歳新種牡馬リーディングのマインドユアビッケッツが200万円だったことから期待の大きさがわかる。
ブリックスアンドモルタルの初年度産駒の登録数は107頭。今年の2歳新種牡馬リーディングも十分狙えそう。

先週東京で行われた新馬戦3クラは全てレーン騎手騎乗馬が勝ち名乗り。特に土曜に勝ちクラを挙げたシュトラウスのレースはインパクトは大きかった。不良馬場ということもあり時計自体は平凡だが、2着には1.5秒差。2着・3着は関西からの参戦だったのでレベルもそれなりに高かったはず。それば直線楽走でそれだけ突き放すとは。父母ともにマイルGⅠ勝ちで、息子にもGⅠ勝ちの期待は掛る。

レーン騎手は今週が短期免許の最終週。ダービー、目黒記念をはじめ先週までで30勝の活躍。今回の免許は2ヶ月だったので、もうひとつき残っている。
昨年はエ女王杯の週からチャンピオンズCの週までの4週の騎乗。
今年の場合は、ダービーを勝ったタスティエーラのローテーション次第か。天皇賞・秋に向うなら10月末からジャパンCの週までの1ヶ月という選択に。その期間ならマイルCSの連覇も狙える。
タスティエーラで天皇賞を勝てば、同一馬でGⅠ2勝の特例で、有馬記念参戦という可能性すらある。
ただ、そうなると今年デビューの2歳馬でのGⅠ参戦はなくなるが・・・。

夏競馬が始まったばかりだが、想いは秋後半戦に。

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