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■野路菊S 初戦の内容と伸びしろ

この時期の2歳戦は、レースを使えば使うほどIDMを挙げるのが常。
そのため、①新馬戦のパフォーマンスと、②そこからの伸びしろを重視するのがベター。

タブレット競馬新聞_項目説明

※タブレット競馬新聞で使用している成績IDMは、2021年6月以降は村山オリジナルのIDMを使用。今走のIDM調整値はJRDBのものを使用している。
※特に新馬や未勝利戦では本家IDMとの乖離が大きいので、優劣はユーザーの皆さまにジャッジしていただければ。

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デビュー戦のIDMは、クラウンドマジック、マテンロウスカイ、ロンが45でトップ。


マテンロウスカイの新馬戦当日の小倉は、風の影響か軒並みラスト1ハロンが異常に速く、上がり補正を大幅に減点した。
それでも45ポイント出ているので、「新馬戦のパフォーマンス」という面ではこの馬を最上位に評価できる。

マテンロウスカイの新馬戦

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続いて伸びしろだが、これは「厩舎評価」と調教系、情報系データから読み取りたい。


芝の厩舎評価が100以上なのは、アールチャレンジ(千田)、グーデンドラーク(池添学)、ロードリライアブル(清水久)の3頭。
この3頭の比較では、初戦でIDM30を記録しているグーデンドラークが一枚上。池添学厩舎が2週連続重賞勝利と勢いに乗っているのも良い。

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ちなみに、グーデンドラークの全兄は京都2歳Sを勝っているベルラップ。
初戦はパドックの雰囲気も良く、ノーザンF系の放牧先から帰厩しているのもこの馬だけ。中間の攻めもしっかりしていたので、兄のように2歳秋の良化が見られそう。

ロードリライアブルは新馬戦がグーデンドラークの2着。リーディング上位の清水久厩舎×中京マイスターの福永騎手なら、3走目でさらに能力を伸ばせるだろう。

ロンは洋芝で逃げる競馬をしていて、石橋守厩舎の評価も71ポイントそこまで高くない。
JRDBデータで注目できるものがなければ、IDMよりも割り引いて考えたい。

クラウンドマジックは加用厩舎×協栄の黄金ライン。新潟2歳Sではスピード負けした印象で、ここも上がりが掛かる馬場になれば浮上可能。


◎グーデンドラーク
○マテンロウスカイ

本線は◎-○の馬連ワイド。◎の単勝はオッズ次第で。

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