競馬雑記帳　2024/04/11

ＪＲＤＢ永野です。

今週は三冠第一弾さつき賞。昨年の暮れにホープフルＳで牡馬をなで斬りにしたレガレイラが勝てば、牝馬としては７６年振りの皐月賞制覇らしい。

その前に土曜の中山ではジャンプ競走のＪＧⅠの中山グランドジャンプが行われる。同じくＪＧⅠの中山大障害は１０レースで行われるが、中山グランドＪはメインの１１レースでの施行。
これは、中山大障害の時期は、メインの時刻は日没時刻に近く、西日が騎手の目に入れば危険という配慮から。

同じように騎手への配慮は、１月の京都開催にも。
この時期の開催の最終レースは芝のレースが組まれているが、こちらも日没の西日の関係でダートコースは特に照り返しが強烈で騎手の視界を奪うことがあるので、照り返しの少ない芝コースで最終レースが行われている。

これだけの配慮をして、ヘルメットやプロテクターの防具を強化しても事故は起ってしまう。
今年既に２８勝で全国リーディングでは１０位に付けていた藤岡康騎手。先週土曜の落馬事故のあと意識の戻らないまま逝ってしまった。

一昨年あたりから、ローカル開催に騎乗をシフトして昨年はキャリアハイの数字を残し、今年もそれを上回るペースだっただけに・・・残念。