厩舎指数で穴馬サーチ　中京記念

ＪＲＤＢ永野昌治です。

日曜阪神のメインはサマーマイルシリーズの中京記念。
サマーマイルシリーズは今年からリステッド競走の米子ステークスが加わって、このあとの関屋記念と京成杯ＡＨまでの全４戦。
13.ラセット、12.ミッキーブリランテはここで勝つようだと米子ステークスが大きな意味をもつことに。
更に中京記念はサマージョッキーシリーズの対象レース。こちら全１５戦なので先は長いと思いきや、同じ日に対象レースが実施されることも多く、今週が通算で４週目、来週以降の残りは６週なでの半ばに差し掛かっている。現在のランキングには、ルメール・川田のリーディング争いをしているふたりの名前はないが、どこかで割り込んでくるはず。
それが今週かも。

除外馬も出てフルゲートのハンデ戦と荒れる要素は多い中京記念だが、人気は割れ加減で土曜の１７時前の時点では単勝万馬券の馬はおらず、最低人気で単勝は75倍前後。
この売れ方なら、人気馬での決着でも意外と付く、人気薄での決着でも意外と付かないということになりそう。

厩舎指数からの狙いなら、1.ベステンダンクか。８歳と高齢だがここ２戦好走の実績と今年好調の松山騎手というのは強調材料。ハンデの５７キロも背負い慣れた斤量で問題はなさそう。時計の掛る馬場も歓迎のクチ。

前走ＧⅠで好走した4.トロワゼトワルは三浦騎手が駆けつけての騎乗。スピードタイプというイメージだが、稍重で２勝を挙げており道悪、荒れ馬場がダメということではない。

前走の安田記念で見せ場十分だった7.ケイアイノーテックは阪神のマイルでは３戦２勝。唯一の敗戦の４着も朝日杯での２着と時計差なし。コース適性は高い。常に厩舎指数が高く出る馬だが、今回もシッカリとプラスで出ている。

松若騎手は米子Ｓで３着したミッキーブリランテより3.ロードクエストを選択。重賞３勝の実績があるだけに５７キロのハンデは仕方ないが前走勝馬から0.2秒まで追い上げた末脚に手応えを掴んだかも。

阪神１１レース　中京記念

◎　1.ベステンダンク
○　4.トロワゼトワル
▲　7.ケイアイノーテック
△　3.ロードクエスト
△　12.ミッキーブリランテ