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ホープフルS 平間の予想

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◎10.ダノンザキッド
○1.オーソクレース
▲2.ヨーホーレイク
注12.アドマイヤザーゲ
△11.タイトルホルダー
△3.ランドオブリバティ

 この世代の中で、ダノンザキッドは上位の素質馬と言える。ただし、現時点では大柄な体を機敏には使えておらず、決して瞬発力に優れたタイプだとは思っていない。やはりディープインパクトではなく、ジャスタウェイなのだと思わされる馬体とレース振り。ただ、今年はかなり時計が掛かるタフな馬場。大柄であることも先行できることも強みになる。下手に溜めすぎる騎手でもないし、安定感は高いと見る。
 懸念材料があるとすれば厩舎か。短距離では超一流と言える実績があるが、中長距離路線ではほとんど実績がない。芝1800m以上の重賞を勝ったのは実に20年振り。前走もパドックでは我慢できていたが、レース映像だと発汗が確認できる。2000mで掛かってしまっては厳しくなる。

 オーソクレースはセンスのある内容を見せている一頭。スタートは課題だが決め手は鋭い。スローしか経験がないが、ここもそれほどペースが速くなる要素はないだろう。母は小柄だったが、本馬はパワーのある体に出ているし、今の馬場でもこなせると思う。


 もう一頭素質と適性に期待したいのはヨーホーレイク。全兄弟にはディープインパクトの産駒が多いが、中でもカミノタサハラに似ている。コースには対応できるはずだ。時計が掛かる馬場でもしっかり反応できている点は評価できるし、少頭数で後ろからの競馬でも追走スピードが劣る印象はない。課題は少頭数しか経験していないことか。カミノタサハラも決して器用なタイプではなく、外を回すロスが響いたのが皐月賞の4着。この枠からどう導くのかは鞍上の腕になる。

 大型馬でも終いの反応の良さを見せているという意味ではアドマイヤザーゲも挙げられる。前走は上がりが速い競馬で小差だったが、新馬時のように上がりが掛かってこそ良いタイプに見える。

 タイトルホルダーは一度使ってガラリと良化。ただし、前走は展開に恵まれたのは事実だし、距離はギリギリかもしれない。

 ランドオブリバティは休んで成長があれば。コースと時計に対応できたことは評価できるが、前走は相手に恵まれたのは確かだろう。パワータイプではないので、今の馬場適性に対しては懐疑的。

出走表等は、JRA発表のものをご確認ください

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